鬼束ちひろ、ソールドアウトのTOKYO DOME CITY HALL公演をWOWOWで独占放送
鬼束ちひろが、12月11日にTOKYO DOME CITY HALLにてワンマンコンサート「BEEKEEPER」を開催。この公演が、2019年2月3日21:00よりWOWOWにて独占放送されることが決定した。
12月19日のNHK大阪ホール公演の2公演で開催した今回は、坂本昌之(Key)、福原将宜(Gt)、鈴木正人(B)、坂井“Lambsy”秀彰(Per)、鶴谷智生(Dr)、室屋光一郎 (Vn)の豪華サポートメンバーに迎えて行われ、魂を削るように歌うパフォーマンスは健在で、その歌声で観客を圧倒した。
【ライブレポート】
サポートメンバーが奏でるセッションが終わったところで、裸足の鬼束がステージに登場。この日のバンド編成による際立つアレンジの「シャイン」でライブは幕を開けた。「青い鳥」「漂流の羽根」と続けざまにパフォーマンスするが、機材トラブルが発生。急遽鬼束がMCで繋ぐという異例のハプニングが起こり、珍しい序盤のMCに会場からは拍手が起こる。
「こう見えてね、めっちゃ緊張しているの。」と鬼束のフランクなMCで観客の笑いを誘う場面も。MCで和んだ空気の後、「edge」「MAGICAL WORLD」「螺旋」と優しくもあり、力強い歌声を響かせ、ライブ中盤へと向かっていく。
「流星群」「月光」「弦葬曲」を披露すると、徐々に力強い歌声は増していき、「乾燥してない?大丈夫?」とファンへの気遣いを忘れない鬼束は、「King of Solitude」「Twilight Dreams」を披露し、暖かい歌声で優しい空気へと会場を包み込んだ。心地良さそうに歌う「CROW」、舞うように歌う「私とワルツを」、魂を削るように歌う「infection」で鬼束は、より一層会場の視線を釘付けにした。
次の曲は「あたしの生き方、理想のやり方を歌った曲です」とのMCから「VENUS」を声高らかに歌い上げた。そして、ライブ初披露となる「ヒナギク」で美しい歌声を会場中に響かせ、ライブの幕を閉じた。
写真:橋本塁(SOUND SHOOTER)
セットリスト
1.シャイン
2.青い鳥
3.漂流の羽根
4.edge
5.MAGICAL WORLD
6.螺旋
7.僕等 バラ色の日々
8.流星群
9.月光
10.弦葬曲
11.King of Solitude
12.Twilight Dreams
13.CROW
14.私とワルツを
15.infection
16.VENUS
17.ヒナギク