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エビ中、2枚のフルアルバムと春ツアー&初の「エビ中フェス(仮)」開催を連日サプライズ発表

アーティスト

私立恵比寿中学

私立恵比寿中学(略称:エビ中)が毎年年末恒例行事として行っている「大学芸会」(大型ワンマンコンサート)を、今年は「クリスマス大学芸会」と題して、12月23日、24日、25日の3日間にわたり、千葉・幕張メッセ・イベントホールにて初の3DAYS公演を開催した。

ケーキ屋さんを舞台に、3日間の各公演を、「スイートハニーサンデー」「ビターフローズンロール」「スペシャルロイヤルケーキ」と銘打ち、それぞれ「スイートでかわいい」「ビターでかっこいい」「スペシャルでロイヤル」なイメージの選曲、また大学芸会ならではの楽曲アレンジや演出が施された。

オープニング映像では、パティシエに扮したエビ中メンバーがケーキ屋さんのキッチンでクリスマスケーキを作っている姿が映し出され、日毎のテーマに則ったケーキを完成させるシーンから公演がスタート。

登場SE「ebiture」に続いて、各日ともクリスマスソング「Thanks! Merry Christmas K」にのせて、パティシエ風衣装に身を包んだメンバーが登場。初日はステージから、2日目はスタンド後方席から、最終日はアリーナ後方からトロッコに乗って登場。

最初のブロックが終わると、「みなさーん、開店の準備が整いましたよー!今日は美味しいデザートをたっぷりお届けします!」と、ケーキ屋の店員さながらの挨拶から、各々の自己紹介へ。

2日目のリハーサル中のケガで2日目と最終日は星名美怜(出席番号7番)を除く5名のステージとなったが、自己紹介パートでは星名の部分を初日の挨拶の模様をスクリーンに映し出し、あくまでエビ中は6人であることを強くアピール。

最終日は初日と2日目をミックスした「スペシャルでロイヤル」な内容のセットリストと演出で会場を盛り上げ、このグループ特有の楽曲の幅を魅せつけた。

なかでも大学芸会恒例の「ユニット・コーナー」では、1. 真山・星名、2. 安本・柏木、3. 小林・中山の各コンビが、この日の為に用意された3曲の新曲を、日毎にそれぞれの曲を披露し、ファミリー(エビ中ファンの総称)を楽しませた。

※2日目以降は星名が欠席の為、2日目は真山がソロで、3日目は安本が星名の代役をつとめた(安本は2回登場)。

ユニット・コーナー明けのVTRでは、初日に「2019年3月13日に5th フルアルバム『MUSiC』発売」を、2日目に「2019年秋口に6th フルアルバム発売」を発表。

そして最終日は、「2019年春のライブハウスツアー実施、さらに初夏に私立恵比寿中学開校10周年記念イベント『エビ中フェス(仮)』の開催」が告知され、2019年でグループ結成10周年を迎えるエビ中のアニヴァーサリーイヤーに相応しい活動指針が示された。

星名の怪我により2日目以降5人でのステージングを余儀なくされたが、「今年のワンマンの締めくくりはこの5人でのライヴになってしまいましたが、来年は10周年でエビ中お祝いの一年なので、10周年は6人で最後まで走り抜けるように頑張りたいと思います!」(真山りか)と10周年に向けての決意を語ると、客席からは大きな歓声がわきおこった。

各日アンコール3曲含めて約3時間の公演で全27曲(最終日は28曲)を披露し、計約15000人の観客とクリスマスを過ごした。

なお、ニューアルバム収録の新曲「BUZZER BEATER」は、12月29日から配信がスタートする。