原田知世、キュートな振りつけにも注目の「銀河絵日記」MV全編公開
原田知世が歌手としても4年半ぶりのオリジナルアルバムとなる「L’Heure Bleue(ルール・ブルー)」を11月28日にリリースした。その新作からのリード・トラックである「銀河絵日記」のミュージックビデオがYouTubeで全編公開された。
「銀河絵日記」は、元チャットモンチーの高橋久美子が手掛けた宮沢賢治「銀河鉄道の夜」をモチーフにしたファンタジックな世界観の歌詞と、アルバムのプロデュースも務めた伊藤ゴローによるシンプルかつ美しいメロディラインが融合したナンバー。
中でも、「辿り着くだけが旅じゃない」や「消えてゆくから愛を知る」といった人生の哲学すら感じさせる味わい深い歌詞が、同曲を耳にした人々の間で話題となっている。
ミュージックビデオは、原田にとって初となるアニメーションとのコラボレーションで、イラストレーター前田ひさえの作品と実写の原田が共存したものになっている。これまでYouTubeでは冒頭の1コーラス部分のみが公開されていたが、本日ついにフルヴァージョンが公開された。
注目は、後半に登場する原田のキュートな振り付け。これは、ドイツ・ベルリンを拠点に活動するダンサーのハラサオリによるもので、撮影当日もハラの立ち合いのもと、細部に至るまで念入りにリハーサルを繰り返しながら撮影された。原田自身も、「50代になって初めての作品で、早くも代表曲ができた」と太鼓判を押す「銀河絵日記」だが、その魅力を存分に味わえるミュージックビデオと言えよう。
原田知世は、2019年1月28日に東京・NHKホールにて、一夜限りのアルバム発売記念コンサート「原田知世 Special Concert 2019 “L’Heure Bleue”」を開催する。