巴山萌菜、漫画コラボ動画やRe:versed名義で発売した「一か八か」などを収録した1stアルバム「Beginning」リリース

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「アイカツ!」歌唱担当を卒業後、ソロシンガーとして活動を始めて約2年となる巴山萌菜が、1月9日に1stアルバム「Beginning」を発売する。

中には、漫画やイラストを動画化した映像とコラボレートした楽曲たち。Re:versed名義でシングル発売、ドラマ「賭ケグルイ」のテーマ曲にも起用された「一か八か」などを収録している。巴山萌菜は、このアルバムの魅力を、こう伝えてきた。少し長くなるが、ぜひ目を通して欲しい。
 

これまでに私は5本の「漫画コラボ動画」を作ってきました。アルバムには、その曲たちすべてを収録しました。作品全部に言えるのが、みなさんしっかりと細かい設定や世界観を考え、創り出してくれたということです。わたしの人生に寄り添ってくれていることはもちろん、その作家さんのこれまでに描かれてきた作品とも繋がっていたり、絵柄に関しても、みなさん本当に細かい事柄や背景を描写してくださるんですよね。どの作品も、初めて観たときは嬉しさのあまり泣いてしまいました。

他にも、収録した「一か八か」は、ドラマ「賭ケグルイ season1」のオープニングテーマ曲。この楽曲は、Re:versed名義でリリースしました。Re:versedは、別人格の…もう一人のわたしの姿。巴山萌菜のライブの中で「一か八か」を歌うと、一気に盛り上がりの空気が生まれます。わたしにもファンの皆さんにもすごく刺激を与えてくれる楽曲になりました。

巴山萌菜としてシンガー活動を始めてからこれまでに、同人作品として「#もなリク」というシリーズ名でアニソンのカバー作品を音源化していたのですが、オリジナル曲たちをひとつの作品にまとめるチャンスがなかなかやってきませんでした。なので、「ついに!」という気持ちです。

定期的に行っているライブ活動を通して、支えてくださるファンの皆さんとの絆も深まってきていて、その中で巴山萌菜のオリジナル曲たちがとても大きな役割を果たしてくれました。その繋がりの結晶として、まずはこの曲たちを1枚の作品にしたいなという想いがありました。

タイトルに「Beginning」と名付けたのは、「ここから新たに物語を始めたい」という気持ちを持って今回の作品を作ったからです。

3月には、東京と大阪を舞台に、アルバム「Beginning」のリリース記念となるワンマン・ライブ公演も決定している。「この日は、もちろんアルバム「Beginning」の楽曲をすべて披露しますし、アニソンやJ-POPのカバーなど新たな挑戦も含めて、いろんな表情をお届けしていこうと思います」と語る巴山萌菜の、生の姿にも触れていただきたい。

また、昨年末より巴山萌菜は、新しい挑戦を始めている。それが、自ら選曲/プロデュースしたMIX CD「ラブとポップ」が前人未到の40万枚のヒットとなっているDJ和の監修によるJ-POPのカバーへの挑戦だ。
 

J-POPカバーの第1弾として、TEEさんの「ベイビー・アイラブユー」をYouTubeへアップしました。第2弾として、ORIGINAL LOVEさんの「月の裏で会いましょう」を予定しています。こちらも楽しみにしていてください。

今年も、いろんな新しい挑戦をしてくれそうな巴山萌菜。最後に、メッセージをお届けしよう。
 

今年は、オリジナルとカバー、その二つの軸を中心に制作活動をしていきます。カバーに関しては、これまで通りアニソンなどのカバーも歌っていきながら、DJ和さんに選曲していただいたJ-POPナンバーのカバーも積極的に歌っていくつもりです。

自分で「Beginning」というアルバムタイトルを付けながら言うのもなんですけど、「言葉の力」ってすごくないですか?!2019年は、わたし自身また新たな始まりの年にしていくつもりです。これまでに出会ってきた皆さん、これから出会う人たち、そんな巴山萌菜と出会ってくれた人たちとのご縁を大切にしながら、これからも一緒に人生を歩んでいきたいし、あらためてみなさんと一緒に巴山萌菜の新たな始まりの一歩を「Beginning」とともに踏み出したい。今は、そんな気持ちです。

TEXT:長澤智典

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