Billboard JAPAN Hot Animation(1/14付)、三浦大知「Blizzard」がアニメ・チャート首位に返り咲き Aqoursとユーミンにも注目
2019年1月14日付(集計期間:12月31日〜1月6日)の“JAPAN Hot Animation”チャートでは、三浦大知の「Blizzard」が総合1位を獲得した。
映画「ドラゴンボール超 ブロリー」の主題歌である「Blizzard」は、ラジオ1位、セールス4位、ダウンロード2位、ルックアップ2位、Twitter5位、動画再生2位、ストリーミング2位、カラオケ8位と、バランスよく高ポイントを獲得し、前週の2位から1位に返り咲いた。公開から4週目を迎えた映画も好調で、映画とともに楽曲も併せてヒットしているこの傾向は、映画「君の名は。」とその主題歌「前前前世」を彷彿とさせる。ブラジルやマレーシアで日本アニメ映画の歴代最高のオープニング興収を記録した本作は、1月10日に応援上映が全国5都市で開催、そして1月16日から北米で公開がスタートする。今後のチャート動向に注目したい。
今週のアニメ・チャートのトップ20には、大晦日に放送された「第69回NHK紅白歌合戦」で披露された楽曲が数多く再チャートインした。その中でも大きな動きを見せたのが荒井由実だ。荒井由実の「やさしさに包まれたなら」(映画「魔女の宅急便」エンディング)は、2位のDAOKO × 米津玄師「打上花火」(映画「打ち上げ花火、下から見るか?横からみるか?」主題歌)や3位の米津玄師「ピースサイン」(TVアニメ「僕のヒーローアカデミア」オープニング)というチャート常連曲に続き、4位にチャートイン。ラジオ2位、ダウンロード6位、ストリーミング3位と「紅白」効果でチャート急上昇を見せた。「やさしさに包まれたなら」と同じく紅白で披露された「ひこうき雲」(映画「風立ちぬ」主題歌)も、ストリーミング4位と放送後に再生回数を伸ばし、本チャート17位にチャートインした。
また、TVアニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」より、Aqoursが紅白で披露した「君のこころは輝いてるかい?」はTwitterで2位以下を寄せ付けないポイント数で1位を記録。また、年越しライブ番組「CDTVスペシャル!年越しプレミアライブ 2018 → 2019」で、TV初披露となった「MY舞☆TONIGHT」もTwitter2位を記録し、ほぼTwitterのポイント数だけで、それぞれ本チャートの7位と9位にチャートインしている。
「JAPAN Hot Animation」トップ10
1位「Blizzard」三浦大知
2位「打上花火」DAOKO × 米津玄師
3位「ピースサイン」米津玄師
4位「ADAMAS」LiSA
5位「orion」米津玄師
6位「やさしさに包まれたなら」荒井由実
7位「君のこころは輝いてるかい?」Aqours
8位「ハーモニクス」D/Zeal
9位「MY舞☆TONIGHT」Aqours
10位「Red Swan」YOSHIKI feat.HYDE