Billboard JAPAN HOT ALBUMS(1/21付)、星野源「POP VIRUS」が総合4連覇 活休発表の西野カナのベスト盤再浮上
2019年1月21日付(集計期間:2019年1月7日〜2019年1月13日)の総合アルバム・チャート“HOT ALBUMS”では、星野源の最新作「POP VIRUS」が4週連続となる総合首位を獲得した。
2018年12月19日のリリースから4週目の集計となった「POP VIRUS」は、当週14,275枚を売り上げてCDセールス2位をマークし、累計は36.5万枚を記録。
また、ダウンロードでは4,825DLを売り上げて1位となり、累計は5万DL目前に。ダウンロードとルックアップは初登場から1位を守り続けており、特にルックアップは前々週からゆるやかにポイント増となっていることから、年末のメディア露出効果が後引く形で、1月5日のレンタル解禁タイミングと重なり、じわじわとリスナー層を広げ続けていることが窺える。
なお、同一作品が当チャートで4週連続となる首位を獲得するのは、2016年10月31日付の宇多田ヒカル「Fantôme」以来、116週ぶりのこととなる。
映画『ボヘミアン・ラプソディ』のオリジナル・サウンドトラックは、12,531枚を売り上げてCDセールス4位、4,298DLを売り上げてダウンロード2位、ルックアップは9位で、総合順位は前週から1ランクアップとなる2位を獲得。13週目のチャートインにして、10週連続となるトップ10入りを果たした。
続く総合3位には、前週から1ランクダウンの米津玄師「BOOTLEG」がエントリー。6,835枚を売り上げてCDセールス6位、3,134DLを売り上げてダウンロード3位、ルックアップは2位と、63週目のチャートインにして全指標で上位を維持している。
年末の「第69回NHK紅白歌合戦」出演もあって、前週はセールスもルックアップも大きく伸ばした本作だが、とりわけ初登場から63週にわたってトップ5内を堅持しているルックアップは驚異的だ。その根強さが示しているのは本作の需要の高さであり、まだまだセールスも伸びていくのではないかと予想できる。
20,041枚を売り上げてCDセールス1位となったOH MY GIRL「OH MY GIRL JAPAN DEBUT ALBUM」は、ダウンロードとルックアップが伸びずに総合4位。岡崎体育「SAITAMA」は、CDセールス5位、ダウンロード8位、ルックアップ27位で総合5位に続いた。
1月8日の活動休止報道が大きな話題となった西野カナは、2018年11月21日に2枚同時リリースしたベスト「Love Collection 2〜pink〜」が前週21位から当週10位、「Love Collection 2〜mint〜」が前週24位から当週13位と、どちらも順位を大きく上げている。
そのチャートアクションを支えているのはルックアップであり、ベスト盤特有のレンタル需要と所有欲を刺激するパッケージ力の高さが読み取れる結果だ。
【HOT ALBUMS】トップ20
1位「POP VIRUS」星野源
2位「ボヘミアン・ラプソディ(オリジナル・サウンドトラック)」クイーン
3位「BOOTLEG」米津玄師
4位「OH MY GIRL JAPAN DEBUT ALBUM」OH MY GIRL
5位「SAITAMA」岡崎体育
6位「LAST GANG PARADE」GANG PARADE
7位「クイーン・ジュエルズ」クイーン
8位「THANX!!!!!!! Neo Best of DA PUMP」DA PUMP
9位「ANTI ANTI GENERATION」RADWIMPS
10位「Love Collection 2〜pink〜」西野カナ
11位「Life is going on and on」MISIA
12位「ALL TIME BEST 1998-2018」コブクロ
13位「Love Collection 2〜mint〜」西野カナ
14位「グレイテスト・ヒッツ」クイーン
15位「青春のエキサイトメント」あいみょん
16位「アリー/スター誕生 サウンドトラック」レディー・ガガ、ブラッドリー・クーパー
17位「YANKEE」米津玄師
18位「Thanks Two you」タッキー&翼
19位「BDZ」TWICE
20位「Naked」MANNISH BOYS