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Billboard JAPAN HOT100(1/21付)、米津玄師「Lemon」前週に引き続き計5冠 3週連続総合首位

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米津玄師「Lemon」の勢いが止まらない。シングル・セールスは前週24,090枚から15,092枚に減少したものの3位に留まり、ダウンロード数は前週146,075DLから当週70,837DLとこちらも減だが1位をキープ、動画再生数は前週11,005,665回から10,411,107回へ減だが1位をキープ、など、前週に引き続いてダウンロード、ルックアップ、Twitter、動画再生、カラオケで1位となり計5冠を獲得、“JAPAN HOT 100”総合首位を3週連続で守った。

HOT100に8曲を送り込むこの勢いを維持し、全くその兆候はないものの、今年のどこかでストリーミング解禁となれば、もしかすると2年連続での年間HOT100首位すら夢ではないだろう。

また、当週リリースとなったAimer(エメ)「I beg you」は、シングルで30,542枚を売り上げて1位となったが、動画再生数(907,881回)とラジオ指標での「Lemon」との差を覆すに至らず総合2位だった。

あいみょんの複数曲がジリジリ総合順位を上げている。総合10位圏内には「マリーゴールド」(総合3位)と「今夜このまま」(総合6位)がチャート・インしていて、両曲とも前週よりも伸び続けるストリーミング数が躍進の理由だ。

100位圏内には8曲がチャート・インしていて、ストリーミングでの加点が大きいのはもちろん、動画再生数でもコンスタントにポイントを積み上げており、それら2指標にダウンロードとカラオケが続く。

なかなか減少に転じにくい2指標が牽引する展開で、あいみょんの複数楽曲のチャート・インはしばらく続くのは確実だ。

映画の大ヒットを受けたクイーンの躍進もまたあいみょんと並ぶ今月のトピックといえる。こちらも100位圏内に8曲を送り込み、シングルでのリリースが無いにも関わらず、あいみょん同様、ストリーミングと動画再生の2指標が牽引しての躍進だ。

この2アーティストのチャート・アクションから、ストリーミングの動向がヒットを作り出すトレンドはますます明確になってきた。

【JAPAN HOT100】トップ10
1位[1]「Lemon」米津玄師(15,092枚・70,837DL・-)
2位[-]「I beg you」Aimer(エメ)(30,542枚・69,753DL・-)
3位[3]「マリーゴールド」あいみょん(752枚・16,017DL・2,912,680再生)
4位[2]「U.S.A.」DA PUMP(2,229枚・8,282DL・1,437,524再生)
5位[5]「Flamingo」米津玄師(2,937枚・20,220DL・-)
6位[7]「今夜このまま」あいみょん(-・7,079DL・2,387,120再生)
7位[36]「僕のこと」Mrs.GREEN APPLE(11,283枚・6,458DL・810,858再生)
8位[4]「アイノカタチ feat.HIDE(GReeeeN)」MISIA(1,259枚・14,589DL・1,565,077再生)
9位[-]「笑顔のループ」AAA(19,521枚・3,616DL・452,238再生)
10位[10]「Blizzard」三浦大知(988枚・5,485DL・725,457再生)

※[]内は前週順位
※()内はシングル枚数・ダウンロード数・ストリーミング数(各50位圏内のみ)

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