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加藤ミリヤ、総合演出を手掛けたB.LEAGUEオールスター戦に4,000人が熱狂

アーティスト

1月19日に、発足から3年目、3度目の開催となる国内男子プロバスケットボールリーグ“B.LEAGUE”のオールスターゲーム「B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2019 in TOYAMA」が富山総合体育館で開催された。

リーグが立ち上がった当初から、単なるスポーツの試合としてだけでなく、音楽をはじめ様々な要素を取り込んだ革新的なスポーツエンタテインメントを生み出すことを目指してきたB.LEAGUE。今回のオールスター戦では、アーティストである加藤ミリヤがその総合演出を担当。日本のプロスポーツ史上初めてアーティストがスポーツの試合をプロデュースするという試みに、発表当初から注目が集まっていた。

開場の5時間以上前から、オフィシャルグッズを買い求めて会場外に待機列ができ、15時から19時の開演までの時間も「B.STYLE FLOOR」と冠されたスペースでこの試合限定のメモリアルグッズの販売や、「RUN THE FLOOR®」が主催するアパレルショップやゲームコーナーなどのバスケットにまつわるものから、富山の名産品、地元の名店や自治体含めた多数のポップアップショップで来場者が賑わい、いよいよ”B.LEAGUE”の試合が単なるプロスポーツ試合ではなくスポーツエンタテインメントイベントとして成長していることが体現された今回のオールスターゲーム。
 

B.LEAGUEオールスター

そんな多角的なエンタテインメントの表現の中で、今回特筆して来場者を盛り上げたのは、本試合開始直前におこなわれた他の国内スポーツイベントでは類を見ない豪華なオープニングアクトであっただろう。加藤ミリヤがみずからプロデュースの富山県伝統行事「おわら風の盆」をモチーフに作られたカウントダウン映像からスタート。これまでのスポーツ試合のイメージを大きく覆すアーティスティックな世界観で会場の意識を一気に変えてからは、2019年がB.LEAGUE3周年であることにかけて「3」をキーワードに、総合演出プロデューサーの加藤ミリヤ、2019年よりB.LEAGUE オフィシャルカルチャープロジェクト「RUN THE FLOOR®」の一員となるDOBERMAN INFINTYからSWAY、そして今シーズンのテーマソングを担当しているSPYAIRの「3」アーティストが登場し、スペシャルなライブアクトを繰り広げた。

加藤ミリヤは、自身の中でもスポーツと縁の深い代表曲「HEART BEAT」でトップバッターとして会場を盛り上げ、続けて登場するSWAYと共にこの日のために「RUN THE FLOOR®」のプロジェクトの元、同ブランドのクリエイティブディレクターでもあるVERBALのプロデュースで制作したコラボ曲「RUN 100」を初パフォーマンス。そしてラストは今シーズンのテーマソング「B-THE ONE」をSPYAIRが披露し、その後には3アーティストによりSATRTING 5の呼び込みが盛大に行われた。

「RUN THE FLOOR®」としての初めての楽曲で、この日のために書き下ろされ初披露された「RUN 100」、B.LEAGUEのために書き下ろされた「B-THE ONE」の2曲はオールスターゲームに合わせて配信もスタートしている。同性から絶対的な支持を集めるシンガーソングライターとしてのみならず、自身のファッションブランド“KAWI JAMELE”のデザイナー・プロデューサーとしての活動や小説家としての執筆活動など、その表現の幅をどんどん広げている加藤ミリヤ。デビュー15周年イヤーとなる2019年もスタートから国内アーティストとしてはでもまだ誰もチャレンジしていない領域にトライし続ける彼女の今年の活動にも注目だ。

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