クイーン、過去3公演のライブ映像をWOWOWにて放送
クイーンの過去のライブ映像3番組「クイーン ライブ・アット・ウェンブリー・スタジアム 1986」「クイーン オデオン座の夜 〜ハマースミス 1975」「クイーン+アダム・ランバート LIVE from SUMMER SONIC 2014」をWOWOWにて放送する。
アカデミー賞の前哨戦ともいわれるゴールデン・グローブ賞で2冠に輝いた映画『ボヘミアン・ラプソディ』の記録的大ヒットで、日本をはじめ世界中で再ブームを巻き起こしているクイーン。1973年にデビューし、これまで「伝説のチャンピオン」「ウィ・ウィル・ロック・ユー」「愛という名の欲望」など多くの傑作を生み、世界中を熱狂させた彼らの迫力のライブがよみがえる。
まず1番組目は「クイーン ライブ・アット・ウェンブリー・スタジアム 1986」。数あるクイーンのライブ映像の中でも最も高い人気を誇る1986年のウェンブリー・スタジアム公演を3月3日17:30日WOWOWプライムと、7日の21:10にWOWOWライブで放送。メディアからの酷評を覆し、高度な音楽性とフレディのカリスマ的人気でロック・シーンの頂点にまで上り詰めた1970年代に比べ、やや陰りがうかがえた1980年代前半のクイーンだったが、1985年7月に出演したライブ・エイドでの圧巻のパフォーマンスでみごと復活する。再び世界をとりこにし、翌1986年に発表したアルバム「カインド・オブ・マジック」を携え行なった“マジック・ツアー”は、200万人以上を動員する大成功となった。その中でも、ハイライトであるロンドン、ウェンブリー・スタジアム2デイズでは計15万人が熱狂。これ以降、フレディがAIDSに罹患したため、これが4人そろって行なった最後のツアーとなった。今回、その2日目の演奏の模様を放送する。
2番組目は「クイーン オデオン座の夜 〜ハマースミス 1975」。オペラとロックを組み合わせた、約6分間にも及ぶ名曲「ボヘミアン・ラプソディ」が初の全英チャート1位を獲得し、その後9週連続で首位を独走する中、続けて発表されたアルバム「オペラ座の夜」も初の全英1位となり、ついに本国イギリスでも大ブレイクを果たしたクイーン。彼らが1975年のクリスマス・イヴに、ウエスト・ロンドンにある有名なホール、ハマースミス・オデオン(現在の名称はイベンティム・アポロ)で行なったコンサートを収録した歴史的ライブ映像を3月7日20:00にWOWOWライブで放送。
同日3月7日の22:30からは、WOWOWライブにて「クイーン+アダム・ランバート LIVE from SUMMER SONIC 2014」を放送。1986年のツアーを最後にレコーディングだけの活動に移行したクイーンだが、かねてから闘病中だったフレディが1991年11月24日に死去する。1997年にはジョン・ディーコンがバンドを離れ、クイーンはブライアン・メイとロジャー・テイラーの2人体制になる。そんな彼らにフリーやバッド・カンパニーで一世を風靡したポール・ロジャースが加わり、ツアーを成功させたのは2005年のことだった。さらに、ポールに替わってアダム・ランバートをボーカリストに迎え、クイーン+アダム・ランバートとして活動開始。2014年8月には来日してサマーソニックに参戦し、ヘッドライナーとしてQVCマリンフィールドを熱狂させた。今回、初めてこの日の全曲放送が実現。
視聴方法など詳細はWOWOW番組ページにて。