宇多田×スクリレックス楽曲が首位へ、あいみょん新AL本格解禁で大量チャートイン、話題の中村佳穂が再浮上【エアモニ】
今週、2019年1月30日発表のラジオ・オンエアチャート(集計期間:2019年1月21日〜1月27日プランテック調べ)では、宇多田 ヒカル&スクリレックス「Face My Fears」が2週目にして首位へ上りつめた。
チャート初登場だった先週の2倍以上のオンエア数を獲得し、9位からの浮上。18日のリリース後、“自己最高の世界的ヒット”が話題となり、ついには全米ビルボード総合ソングチャートに初めてチャートインしたことも報じられたばかりだ。スクリレックスとのコラボも然る事ながら、世界的に人気のゲームソフト「KINGDOM HEARTS III」関連曲ということもワールドワイド・ヒットに繋がったのだろう。同ゲームソフトの25日発売を受け、引き続き大量オンエアが期待できそうだ。
2位は新鋭フレンチ・ポップ・プリンセス、ジェインの「オールライト」だ。複数局でのパワープレイ選出による大量オンエアを持続させ、その数は先週にも増したもののわずかに及ばず、惜しくも3連覇を逃した。微増ながらリクエスト数も増え始めており、リスナーへの長期的訴求効果が表れ、サウンドの特徴である“クセ”になり始めたのかもしれない。
3位は新鋭姉妹ユニット、Kitri「羅針鳥」で同じく大量パワープレイ獲得中。同収録EP「Primo」の23日リリースに合わせてオンエア数を更に積み、先週と同ポジションを死守している。今週は多数ゲスト出演も果たしており、24日放送のFM802「UPBEAT!」出演時にはその独特の世界観でKinKi Kidsの「硝子の少年」を生演奏カバー。「この大名曲を自分たちの色にちゃんとできるセンスは凄い」とMCを唸らせていたのも印象的だった。
あいみょん、注目の新アルバム本格解禁で未収曲含め6曲がチャートイン
今週13位に「あした世界が終わるとしても」が初登場しているのを筆頭に、あいみょんの曲が計6曲チャートインした。163位の「君はロックを聴かない」は除き、その他全て2月13日リリースのアルバム「瞬間的シックスセンス」の収録曲だ。
主題歌となる前述の「あした世界〜」とともにアニメ映画『あした世界が終わるとしても』挿入歌の「ら、のはなし」は、圏外から今週23位へ。また、お馴染みの「マリーゴールド」(91位)、「今夜このまま」(91位)に続いて、「GOOD NIGHT BABY」(106位)がチャート初登場を飾った。長年ラジオでの露出を積極的に行ってきての昨年の大ヒット/ブレイクスルーもあり、アルバムへの注目度はかなり高い。しばらくは関連曲の多数オンエアが見られることだろう。
噂の“中村佳穂”、関連曲のオンエアが倍増し「きっとね!」がチャート再々登場
先日、某テレビ音楽番組で“プロデューサー達が選ぶ2018年のベストソング”に2曲が選ばれ、「音楽業界では既にザワついている」と紹介され話題になった中村佳穂。関連曲のオンエア総数が先週の倍に急増しており、今週「きっとね!」が圏外から86位へ再びチャートインした。
収録アルバム「AINOU」の昨年11月7日リリースに合わせ、同曲は10月22日〜28日週に104位に初登場すると7週間チャートインし、最高16位を記録。その後、1月7日〜13日週で再び122位にチャートインして以来、今週のチャートに再々登場した。早くからこういったブレイク前のアーティストに出会えるのもラジオの醍醐味なのだ。
RADIO ON AIR DATA
(集計期間:2019年1月21日〜1月27日)
1.Face My Fears / 宇多田 ヒカル&スクリレックス
2.オールライト / ジェイン
3.羅針鳥 / Kitri
4.チャンシズ / バックストリート・ボーイズ
5.LST/D / Neighbors Complain
6.No.999 / go!go!vanillas
7.カーテンコール / 浜端 ヨウヘイ
8.Free! Free! Free! / 竹内 アンナ
9.Sweet and Sour / Nulbarich
9.君がいるなら / スカート
ラジオ・オンエアモニタリング(エアモニ)・ランキング
調査基準:本ランキングは調査対象局において下記条件を満たすオンエアのあった楽曲を集計。
・1曲につきワンコーラス以上、もしくは連続して60秒以上のオンエアがあること。
・BGMでないオンエアであること。
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