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スカパラ、初のトリビュート盤「楽園十三景」フジファブリックら追加7組を発表

アーティスト

4月1日からデビュー30周年イヤーに突入する東京スカパラダイスオーケストラ。彼らのデビュー30周年企画の一環として、3月13日に発売されるスカパラ初のトリビュート・アルバム「楽園十三景」。これに参加するアーティストと楽曲が追加発表された。

先日、第1弾参加アーティストとして、大森靖子、SKY-HI、BiSH、04 Limited Sazabys、UNISON SQUARE GARDEN、LiSAの6組が発表され大きな話題となった。

今回発表されたのは、ACIDMAN、氣志團、キュウソネコカミ、10-FEET、VIVA LA J-ROCK ANTHEMS feat.TERU(GLAY)、フジファブリック、HEY-SMITHの7組(50音順)。

胸がときめくようなアーティスト名と楽曲名が並んでいるなか、見慣れないアーティスト名のVIVA LA J-ROCK ANTHEMSは、毎年ゴールデンウィークに埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催されているロックフェスティバル「VIVA LA ROCK」において、音楽プロデューサー亀田誠治がバンドマスターを務め、凄腕ミュージシャンとともに豪華なヴォーカリストを招いて日本のロックアンセムの数々を蘇らせるという企画ユニットだ。

スカパラのギタリスト加藤隆志が2016年、2017年、2018年と3年連続で「VIVA LA J-ROCK ANTHEMS」に参加している繋がりもあり、亀田誠治からの提案でドラムにピエール中野(凛として時雨)、ギターに津野米咲(赤い公園)、そして、ボーカルにはGLAYのTERUを迎え、このトリビュート・アルバムだけのための奇跡的なANTHEMS BANDが実現した。

スカパラと亀田誠治といえば、スカパラがデビュー25周年イヤーの新たな挑戦として、2013年から2014年にかけて亀田誠治をプロデューサーに迎えてバンドコラボ3部作(10-FEET、MONGOL800、ASIAN KUNG-FU GENERATION)を敢行している。

スカパラと強い絆のある亀田誠治が、今度はスカパラデビュー30周年イヤーのタイミングで自身が率いたVIVA LA J-ROCK ANTHEMS feat.TERU(GLAY)でセレクトした楽曲は、スカパラ最大のヒットナンバー「美しく燃える森」。期待せずにはいられない。

気になる点は、氣志團がセレクトした「砂の丘〜Shadow on the Hill〜」だ。かねてより團長の綾小路 翔がスカパラ楽曲のなかでいちばん好きと公言している「砂の丘〜Shadow on the Hill〜」だが、インストナンバーである「砂の丘〜Shadow on the Hill〜」を、何故、氣志團がセレクトし、どのような独自の解釈で完成させるのか注目だ。いつもの綾小路 翔の言葉を借りるなら「期待しかしないで」といったところだろうか。

13曲すべてのピースが出揃い、ある意味、無双なトリビュートアルバムとなった「楽園十三景」。13組のアーティストが描くパラダイスがいったいどんな景色を見せてくれるのか楽しみに待っていよう。

そして、「楽園十三景」のジャケット写真も公開となった。今作では新たな浮世絵表現の画家・絵師として各界から注目されている石川真澄を起用。花魁がスカパラメンバーの担当楽器を簪(かんざし)に見立てて身に付けており、作品名は「見立花魁須賀波羅太夫」(みたておいらんすかぱらだゆう)。日本を代表して世界各国でライブを続けるスカパラにはぴったりのジャケット写真であり、海外のファンにもきっと喜ばれるデザインだろう。

「楽園十三景」の特設サイトには、参加アーティストのコメントも公開されている。