Nulbarichの新AL曲が首位、ワンオク長期オンエア続けTOP10目前、Eve/吉田凜音/sumikaなど次世代勢が上位狙う【エアモニ】
今週、2月6日発表のラジオ・オンエアチャート(集計期間:2019年1月28日〜2月3日 プランテック調べ)では、Nulbarich「Sweet and Sour」が1位を獲得。オンエア数を伸ばし先週9位から頂点へ上りつめた。
2月6日リリースのニューアルバム「Blank Envelope」収録曲「Sweet and Sour」は、1月14日〜20日チャートで32位に初登場後、先週は9位へ上昇。リリース前週となる今週早くも1位まで上りつめた。
なお、同曲がチャートに登場する前週までは、アルバムにも収録の先行デジタルシングル「VOICE」(11月21日配信)が昨年10月29日〜11月4日チャートより10週連続でチャートインしていたため、Nulbarichの曲がこれで13週連続して大量オンエアされていることになる。そのかいあってか、リクエスト数が顕著に伸びている点は特筆すべきだろう。リリース週となる次週の結果にも期待できそうだ。
2位は新鋭フレンチ・ポップの姫、ジェイン「オールライト」が先週と同ポジションを死守。引き続きパワープレイ選出によるオンエアをキープしてのことだ。
3位は宇多田 ヒカル&スクリレックスによる話題のコラボ曲「Face My Fears」が先週1位からのダウン。変わらずパワープレイへの選出はないものの、FM局を中心に全国範囲でオンエアを積み上げての大量露出であり、その注目度の高さが伺える。
ワンオクがTOP10目前、長期オンエアでジワジワ上昇し11位へ
今週11位にはONE OK ROCK「Stand Out Fit In」が着けている。2月13日リリースのアルバム「Eye of the Storm」収録曲であり、昨年11月23日に先行配信されていた同曲。
11月よりテレビでオンエア中の「Honda Bike×ONE OK ROCK『Go, Vantage Point.』」CMソングとしてもお馴染みだが、ラジオでも11月19日〜25日チャートで64位に初登場して以降、4位→22位→31位→29位→36位→29位→24位→14位→11位と、上下しながらも10週連続で上位にチャートインしている。ロングスパンでの大量オンエアを継続させており、その結果、アルバムリリース目前にリクエスト数が増えてきている点も見逃せない。
また、同アルバムのリードトラックとなる「Wasted Nights」も今週30位に初登場した。次週からはゲスト出演も多数決まっており、同2曲のチャートアクションに期待できそうだ。
Eve、吉田凜音、sumika…次世代アーティスト達が上位狙う
今週も次世代アーティストがチャート上に散見されるなか、6位に初登場したEve「僕らまだアンダーグラウンド」、先週70位から9位へ急浮上の吉田 凜音「#film」、21位に初登場のsumika「ホワイトマーチ」、32位初登場の杏沙子「アップルティー」などは今後注目のアーティストだ。
中でも特筆すべきは、これまでもラジオ・プロモーションを積極的に行ってきたsumikaが、星野 源「Pop Virus」(32位)に次いで今週2番目に多いリクエスト数を集めている点だろう。同じくEveも既に複数リクエストを集めているが、リスナーによるこのリクエスト数がブレイクスルーを測るある種の指標になるのかもしれない。今後も注目して見て行きたい。
RADIO ON AIR DATA
(集計期間:2019年1月28日〜2月3日)
1.Sweet and Sour / Nulbarich
2.オールライト / ジェイン
3.Face My Fears / 宇多田 ヒカル&スクリレックス
4.あした世界が終わるとしても / あいみょん
5.この世界で / 家入 レオ
6.僕らまだアンダーグラウンド / Eve
7.羅針鳥 / Kitri
8.幸せのありか / 平原 綾香
9.7 リングス / アリアナ・グランデ
9.#film / 吉田 凜音
ラジオ・オンエアモニタリング(エアモニ)・ランキング
調査基準:本ランキングは調査対象局において下記条件を満たすオンエアのあった楽曲を集計。
・1曲につきワンコーラス以上、もしくは連続して60秒以上のオンエアがあること。
・BGMでないオンエアであること。
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