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EXILE ATSUSHIが友情出演、BOYZ II MENモータウン60周年記念ジャパンツアーをWOWOWで2/10独占放送

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2018年12月17日に東京・国際フォーラム ホールAで行われたBOYZ II MENのオーケストラ・コンサートは、30年に及ぶ輝かしい歴史に新たな1ページを記す画期的なものになった。

総勢30名を超えるオーケストラがオープニング曲「ONE SWEET DAY」を優雅に奏でたあと、颯爽と登場した3人はタキシードでばっちり正装。「OH WELL」に続き早くも94年の全米No.1ヒット「ON BENDED KNEE」を披露して大歓声を浴び、観客をヒートアップさせてゆく。

オーケストラの豊かなサウンドをバックに、ショーンの伸びやかなハイトーン、ネイザンのふくよかな低音、ウォンヤの強烈なシャウトはいつも以上にドラマチックだ。

「GIRL IN THE LIFE MAGAZINE」ではウォンヤが女性をエスコートするような“エアー・ダンス”を披露し、95年の大ヒット「WATER RUNS DRY」や「I WILL GET THERE」などリズミックな曲では、3人でステップを踏みソウルフルなハーモニーをたっぷり聴かせる。オーケストラ=静かに聴くものという先入観を軽く覆す、とてもアクティブなパフォーマンスだ。

およそ20分の休憩を経て始まった第二部は、第一部と同じくオーケストラの単独演奏からスタート。

いきなりの「4 SEASONS OF LONELINESS」「I’LL MAKE LOVE TO YOU」という全米No.1ソング2連発で、特に「レディーたちにこの歌を贈るよ」と言って歌った「I’LL MAKE LOVE TO YOU」では、メンバーから赤いバラを手渡すパフォーマンスに女性ファンが大興奮。

ステージ前方に観客が押し寄せ一時騒然となるものの、曲が終わると静かに席へと戻る、BOYZIIMENのファンはマナーも素晴らしい。あたたかいファンに囲まれて熱演は続き、優しいバラード「A SONG FOR MAMA」やスピリチュアルな「SO AMAZING」を歌うと、コンサートはいよいよクライマックスだ。

ここで呼び込まれたのは、かねてよりメンバーと親交の厚いEXILE ATSUSHI。ATSUSHIのソロ・シングルから「JUST THE WAY YOU ARE」とEXILEの「ONE LOVE」を息の合った四声ハーモニーで披露し、互いの友情を確認し合う美しいシーンを見せてくれた。

そしてATSUSHIを送り出した3人が最後に歌ってくれたのは、この曲を聴かねばBOYZ II MENのライブに来た気がしない、92年の全米No.1ヒット「END OF THE ROAD」。ショーンの「立っていいよ!」という言葉と同時に観客は総立ち、体を揺らしながらメロディを口ずさむ。曲のラストは3人のアカペラが神々しい程に美しく響き、特別な一夜を締めくくる最高のフィナーレだった。

90年代以降のR&Bボーカル・グループの教科書とも言えるBOYZ II MENが、新たな魅力を開拓してみせたオーケストラ・コンサート。この模様は2月10日18:00にWOWOWプライムで放送されることが決定している。

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