マカロニえんぴつ、マクドナルド「500円バリューセット」CMへ楽曲を書き下ろし
現在オンエアされている、マクドナルドの「500円バリューセット」のテレビCMに、マカロニえんぴつが初めて楽曲を書き下ろした。
タイトルは「青春と一瞬」。マクドナルドの「500円バリューセット」に描かれている「青春」「仲間」をテーマに書き下ろされたもので、誰もが経験する10代の青春の儚さや希望にフォーカスした楽曲に仕上がっている。
「青春と一瞬」は本日FM802「ROCK KIDS 802 -OCHIKEN Goes ON !!-」にてラジオ初オンエアとなっている。
また、13日に5曲入りミニアルバム「LiKE」(ライク)をリリースし初の全国ワンマンツアーも軒並みソールドアウト、追加ツアーも発表し勢いに乗るマカロニえんぴつの今後に注目だ。
はっとりコメント
誰しもが一度は17歳だった。そして、誰かが今日も17歳だ。希望に満ちたその美しい年頃はときに「青春」と呼ばれるが、当時の自分にとって青春は限りなく絶望に近かった。
退屈で退屈で、なのにその向こう側へ行くことは許されず。「大人になりたいなら大人しくしなさい」と大人に言われているようで悔しかった。
だから夢中で恋をしたし、隠れてアルバイトをしたり美しい文学を無理やり頭に詰め込んだりギターを弾いたり、友だちと授業を抜け出して(笑えるくらい小さな)旅に出たり、とにかく退屈の向こう側へ行くことだけで頭が一杯だった。
思えば、あの果てしない退屈を全身で愛していたんだと、気付いたのは大人しい大人になってからだった。
青春はあまりに一瞬で、どの17歳もその無意味な希望には気付けない。