USEN、東京藝術大学との共同研究をもとに、“この曲を聞くと不思議と帰りたくなる”をコンセプトに制作した曲を放送開始
USENは、東京藝術大学との共同研究により得られた成果を基に、「帰宅を促す音楽」を制作した。
制作を終えた2月より、オフィス向けBGM「Sound Design for OFFICE」のS-09ch「帰宅を促す音楽」チャンネルとして、放送を開始した。「帰宅を促す音楽」は、同校音楽学部音楽環境創造科の亀川徹教授、丸井淳史准教授と行った共同研究により得られた、帰宅を促す音楽の心理的特徴を基にUSENが制作したオリジナル楽曲で、帰宅時の心理状態を想定した3つの楽章から構成される。
同校の分析によって得られた、仕事の捗り具合に応じた心理状況の要素(順調→「快調な」、不順→「気がかりな」など)に合致するイメージを想起させるような楽曲を、USENの制作チームによって作曲したオリジナル楽曲による番組。
「仕事が捗らない状況で感じる不安な気分」をイメージするメランコリックな曲調から、徐々に「仕事が順調に進み、終業時刻を迎えた状況で感じる快適な気分」をイメージする晴れやかな曲調へ移行する楽曲構成として、帰宅する気分を促すことを狙いとしている。
終業時刻を知らせる合図のようなサイン音とは異なり、「帰る気分」になるようはたらきかける新しいアプローチとなる。
すでに丹青社、富士通にて、本チャンネルが活用されているが、2月21日より東急ファシリティサービスでも活用となる。