STU48が地元広島で特別課外活動、5ユニットでのフェスを開催
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STU48は“課外活動”と称して5つのユニットに分かれて活動している。今回、その5ユニットが勢揃いした「STU48 特別課外活動〜放課後フェス〜」が広島県・広島クラブクアトロにて開催された。広島PARCOともコラボし、特設ブースの設置や特別パネル展も開催。
また公演の最後には、3⽉31⽇に広島国際会議場 フェニックスホールにて「STU48 2周年念コンサート」の開催が決定したことをサプライズで発表した。
瀬⼾7公演レポート
まずステージに登場したのは、瀧野・森下。全5チームのトップバッターを務めたのは、スポーツユニットの瀬⼾7。 ラジオ体操のBGMと共に瀧野・森下の2名がアンコール後の設定で登場。
瀧野の「みんなに動いてもらいます!」という声とともに会場のファンと共に「ラジオ体操第⼀」で爽やかに体操を⾏い、OvertureのBGMと共に本編がスタート。瀬⼾7メンバーが登場し、「出陣」「Show fight!」「転がる⽯になれ」「ペダルと⾞輪と来た道と」の4曲を連続で披露。
MCではそれぞれのメンバー⾃⼰紹介をし、ファンからの「他のユニットから奪いたいものは?」という質問に、溝⼝は「Charming Tripさんみたいな可愛らしさということで…・ツインテールでの公演がしたい!」と話すと、瀬⼾7のリーダーを務める藤原は、「絶対にやらないよ!」と頑なに拒否し、会場からは笑いがおきていた。
続いてユニットに分かれ、「ウィンブルドンへ連れていって」「完璧ぐーのね」の2曲を披露。スポーツがテーマの楽曲やファンを巻き込んだコールなど、ユニットの特⾊が垣間⾒れる曲だった。
その後、藤原の「ゲストをお呼びしています!」の呼びかけと共に「STUDIO」のユニットメンバー5名(今村美⽉・⼤⾕満理奈・菅原早記・峯吉愛梨沙・由良朱合)が登場。瀬⼾7のライブ恒例「⾵船割り対決」のゲームコー ナーを今回はSTUDIOと実施した。
続いて披露されたのは「夢⼒」「RUN RUN RUN」「⽚想いFinally」と爽やかさのある3曲を披露。 トップバッターラストの曲は「初⽇」。AKB48グループで歌い継がれる公演に関する歌で、締めくくった。
STUDIO公演レポート
続いて登場したのは、パフォーマンスユニット、STUDIO。パフォーマンスが得意なメンバーで集められたユニットということで、ファンの注⽬が集まるなか、「ダンスパート」から公演はスタート。
続けざまに「RIVER」「UZA」「野蛮な求愛」といったAKB48グループ屈指のダンスナンバーを披露。
最初のMCではファンの⽅から「STUDIOにオリジナル曲がもらえるとしたらどんな曲がいいですか?」という質問に、⼤⾕は「ファンの⽅のコールが⼤好きなので、コールしっぱなしの曲が欲しいです!!」と話した。
続いてユニット・ソロ楽曲コーナーへ。「制服レジスタンス」「MARIA」とAKB48の劇場公演曲をユニットで披露。その後、「⾍のバラード」を⾨脇実優菜が、「Dear J」を磯⾙花⾳+バックダンサー(今村・⼤⾕・菅 原・峯吉)で披露した。
その後は、「純情よろしく」「なめくじハート」と、序盤とは違ったカラーの楽曲を 披露し、⾨脇の「みなさんも故郷を思い浮かべながら聞いてください」の紹介と共にSTU48初のオリジナル曲「瀬⼾内の声」を⼤切に歌い上げた。
そして、今回のイベントだけの「放課後フェス特別メドレー」と題して、STUDIO以外の各ユニットが普段披露しているセットリストをカバー。今村が「私たちの放課後はまだまだ終わりません!」と叫び、「#好きなんだ〜 Show fight!〜絶滅⿊髪少⼥〜遠距離ポスター」の4曲メドレーを披露。流れるようなダンスパフォーマンスに、ファンの声援も⾼まった。
ラストは「蜂の巣ダンス」「最⾼かよ」「夢⼒」「ペダルと⾞輪と来た道と」のアップテンポナンバーを披露し、最⾼潮の盛り上がりで幕を閉じた。
せとまいく公演レポート
中盤戦3組⽬に登場したのは“MC”をテーマに活動しているユニット、せとまいく。序盤戦は「#好きなんだ」「ペダルと⾞輪と来た道と」「ハイテンション」「夢⼒」と、待ちに待ったファンの声援が⾼まる4曲を連続で披露。怪我をしているため公演を⽋席している⽮野がMCで登場、アンダーを務める信 濃に「出れて嬉しい?」と聞くと「嬉しいです!」と喜びを⾒せる場⾯も。
MCコーナーでは、特別ゲストとしてテレビ新広島の⾐笠梨代アナウンサーが登場。「番組出演を⽬指せ!アナウンス対決」と題したゲームコーナーに移り、総合得点が低い3名が罰ゲームというもの。1つ⽬は「しっかり伝えろ!!ニュース読み対決!」。
7種類のニュース原稿を「30秒以内」で読み上げ、⾐笠アナが読み間違いなどをジャッジし、点数を決まるというもの。普段⾒慣れない単語に苦戦しながらも、新⾕・⽮野・薮下・沖の4⼈が最⾼点の「8点」を獲得。
2つ⽬はアナウンサーに必要な肺活量や声量の⼤きさを競い合う「今叫びたいこと選⼿ 権!」を⾏い、それぞれ思い思いの叫びを話し、ファンの声援を参考に信濃が最⾼点の「10点」を獲得。3つめは「とっさに答えろ!写真⼤喜利!!」。メンバーの写真をお題にメンバーの気持ちを⼤喜利で答えるというもの。
ここで佐野・⽮野が最⾼点の「9点」を獲得。低い点数の3名のところ、同得点の新⾕・佐野・沖・信濃の4名が罰ゲームとしてモノマネを披露。最⾼得点を獲得した⽮野はテレビ新広島の番組出演を検討するということになりました。
次のブロックでは「やさしくするよりキスをして」を沖がソロで、「投げキッスで撃ち落せ」は6⼈全員、「抱きしめられたら」「天使のしっぽ」では3⼈ずつユニットに分かれて、序盤とは違った雰囲気の楽曲を披露。
終盤戦はメッセージ性が強い「オネストマン」「てっぺんとったんで!」を披露し、MCユニットらしい⾔葉に⼒ がこもったステージングとなった。ラストは「ずっとずっと」を歌い上げ、MCユニットらしい笑いの絶えないステージが終了となった。
勝⼿に!四国観光⼤使公演レポート
後半戦は四国出⾝メンバーが多く所属し、企画⼒に定評のある、勝⼿に!四国観光⼤使のステージ!「野菜シスターズ」「夢⼒」「ラッキーセブン」「チームB推し(四国バージョン)」といったバラエティあふれる曲を披露。
「勝⼿に!四国観光⼤使」⽤に歌詞がアレンジされた「チームB推し(四国バージョン)」では、他チームを兼任している四国出⾝の⾨⽥桃奈・三島遥⾹の2名が加わり、初めて兼任メンバーも含めた8名で披露した。
MCではメンバー8⼈が勢揃いし、福⽥朱⾥は「このユニットは四国が⼤好きなメンバーが集まっています」と説明し、「こんなにお客さんが⼊っているなんて!」と興奮気味に話す⼀⾯もあった。
続いてはメンバーそれぞれのユニット・ソロに分かれて、「アッカンベー橋」を⾕⼝・兵頭・福⽥・森・中村で、「それでも好きだよ」を兵頭でソロで披露し、「君と僕の関係」を榊・森が披露。「それでも好きだよ」ではファンに扮したメンバーが応援に駆けつける場⾯も。
福⽥が「特別ゲストをお呼びしています!」という声ともに、せとまいくから新⾕・⽮野の2名が駆けつけ、「⾷レポ対決 3度の飯はうどんで決まり!」のゲームコーナーが実施。
⾹川県の「めりけんや」のオリーブうどんが出され、2⼈1組ずつ⾏い、それぞれの勝者を決めるというもの。⾕⼝・兵頭、榊・中村、福⽥・森のペアで⾷レポ、優勝は「うどんが⽣き物のよう」と個性的な紹介をした中村に決定。
終盤戦では「絶滅⿊髪少⼥」「チャイムはLOVE SONG」「ペダルと⾞輪と来た道と」「10年桜」「フェリー」とAKB48各グループの楽曲を披露し、それぞれの曲ではファンの歓声がわいた。「これはいったい何に使うのでしょうか?」と森がスカーフを取り出し、次の曲へ。ラストはファンのタオルやペンライトが舞う中で、「ひこうき雲」をしっとりと歌い上げ、バラ エティ豊かなステージが終わった。
Charming Trip公演レポート
5公演ラストのトリを飾るのは⼥⼦旅ユニット・Charming Trip。今回の公演では”チャートリと⾏くツアー「Charming Trip」”というテーマで、会場のファンに、旅のしおりを事前に配布。(旅のしおりは⽯⽥千穂が書いたもの)
OvertureのBGM明けにステージに登場したメンバーがライブのテーマを説明。実際にある瀬⼾内の名所とともに楽曲を披露する構成になっており、最初の⽬的地は岡⼭県のたまひめ神社。触ると願いが叶うということでパワースポットとして有名なこともあり、⼟路⽣の「夢も叶うように思いを込めて」の紹介と共に「夢⼒」「Only today」「唇にBe My Baby」の元気なナンバーを3曲披露した。
ここで新⾕野々花と峯吉愛梨沙がレポーターとなり、ステージに登場。⽯⽥みなみのInstagramアカウントにてインスタライブ中継と共にメンバーの⾃⼰紹介と2⼈のからの質問に答えていった。
続いては「シンクロときめき」を⽥中がSTU48と広島PARCOのコラボで「JEANASIS」の⾐装を着⽤しソロで披露。春物を先取りした⾐装の紹介にファンからは熱い声援が巻き起こるなか、ユニットブロックへ。
「ハート型ウイルス」「君のC/W」「パジャマドライブ」を3⼈で、「遠距離ポスター」を6⼈と⼥⼦旅ユニット らしい「カワイイ」が詰まった楽曲を披露。
続いての⽬的地は1200年もの⻑い間今も燃え続けている“きえずの⽕”が有名で、恋愛成就の開運スポットとなっている「宮島の弥⼭」。⼟路⽣の「みなさんもきえずの⽕の前で願いごとをして思いを成就させてください」という⾔葉と共にメンバー6⼈で「LOVE TRIP」を披露。
最後の⽬的地は、うさぎ島で有名な「広島・⼤久野島」、⽯⽥みなみの「⼤久野島から可愛い6⽻のうさぎがみなさんに会いにやってきましたー!」の振りと共に「ファーストラビット」「LOVE修⾏」といった曲たちを連続で披露。
⽯⽥千穂の「最後まで可愛いを探す旅をして⾏きましょう!」の声と共に「After rain」を歌い、「カワイイ」で埋め尽くされた公演が終了。
…と思いきや、急遽⼿紙が差し込まれ、「みなさんにお知らせがございます。」という切り⼝で、3月31日に広島国際会議場・フェニックスホールにて2周年を記念したコンサートが開催されることがサプライズ告知。 会場が祝福の声に包まれながら全5公演が幕を閉じた。
タワレコステージレポート
タワーレコード広島店さんの全⾯協⼒で⾏った、タワレコステージ。店内の⼀⾓に設けられたミニステージで、各ユニットがそれぞれのユニットらしさ溢れるトークや、パフォーマンスを披露した。
瀬⼾7は、◯×クイズとイントロクイズを行った。◯×クイズでは、メンバーそれぞれが考案したクイズ。甲斐が「甲斐⼼愛は今朝、⽬覚まし時計が顔に落ちて起きた」というクイズを出すと、会場に集まったファンからは、分からないよ〜と笑いがおきていた。藤原の「あいぽん(溝⼝亜以⼦)は、けん⽟で1番“世界⼀周”が得意」というクイズでは、溝⼝が実際に“世界⼀周”を披露。3度⽬の挑戦で無事成功となり、会場からは拍⼿が。
勝⼿に!四国観光⼤使は、「勝⼿に四国クイズ!」と題したクイズコーナーを行った。クイズに正解すると直筆メッセージカードがプレゼントされるということで、会場も盛り上がっていた。福⽥は、「これからも勝⼿に!四国観光⼤使として様々な企画を⾏ってもっと沢⼭の⽅に四国の魅⼒を発信していきますので応援よろしくお願い致します!!」と話した。
STUDIOは、⼤⾕満理奈がMC・⾨脇実優菜がサブMCを務める「M-STUDIO」というトークコーナーを行った。STUDIOメンバーに1⼈ずつインタビューしていったのだが、2⼈のゆる〜い雰囲気に磯⾙は「え!こんなゆるくて⼤丈夫なの?!」と⼼配してした。トークコーナーの最後には、エンディングテーマとして、STUDIOリーダーの今村がSTU48の「ペダルと⾞輪と来た道と」をギターで弾き語りを披露した。
Charming Tripは、メンバー全員がInstagramのアカウントを持っていることから、インスタライブで⽣配信をしながらのトークコーナーに。せとまいくから、薮下・沖もゲスト出演し、カバンの中⾝チェックを行った。せとまいくチームのかばんをチェックした⼟路⽣は、「MCユニットだから、もっと⾯⽩いもの⼊ってるかと思った…!」と少し残念そうで、会場からは笑いがおきていた。
せとまいくは、事前にファンの⽅から“せとまいく公演”のMC案を募集し、そのアンケートの回答を⾒ながらトークをした。MC案の中にあった、「他のメンバーの好きなところを話す」という案を、実践してみることに。新⾕は、「ほのたんの機嫌悪いところが好き!」というと、⽮野は「どういうこと!そして営業妨害だからやめて!!」と焦り出し、会場からは笑いが起きていた。