小野リサ、30th アニバーサリーツアー「〜旅 そして ふるさと〜」満員御礼のファイナル
日本におけるボサノバの第一人者である小野リサ。デビュー30周年イヤーとして2018年3月を皮切りにスタートした「30thアニバーサリーツアー〜旅 そして ふるさと〜」は、2月27日東京・中野サンプラザホールにて満員御礼のファイナルを迎えた。
第1部では、ジャスのスタンダードナンバーである「TAKE THE A TRAIN」や「SUNNY」「ONE WAY TICKET」等POPSナンバーを披露。軽快に時が過ぎて行った。
第2部では、ロイヤルブルーのドレスで登場。この日の為に作ったという新曲「HAPPY LIFE」を披露した。続いて、30thアニバサリーCD「旅 そして ふるさと」から「小樽運河」「旅の宿」「女ひとり」「あなたのふるさと〜岡山旅情〜」を歌い、観客を音楽で日本の旅に連れて行ってくれた。「33年前、ここ中野サンプラザホールで行われたカルロス・ジョビンのコンサートを客席から見ていました。そして今、同じこのステージで歌い演奏していることをとても嬉しく思います。」と語り、ジョビン、そしてボサノバの代表曲である「GAROTA DE IPANEMA」や「MAS QUE NADA」等を演奏し、会場の盛り上がりは最高潮に達し「CANCAO DA PRETINAHA」を演奏し、本編は終了した。
拍手の渦の中、アンコールのステージに登場した小野リサ。「どうもありがとうございました!今日は、新曲もありましたし、ファイナルということで無事に出来る様にと思いながらステージに向かいました。これからも色々なところで演奏していきますので、お会いできればと思います。今日は本当にありがとうございました。」と30thアニバーサリー ファイナルの思いを観客に伝えた。
「いつもアンコールで歌っている素敵な歌があります。歌う度に胸がいっぱいになるそんな素敵な歌と素敵な演奏と楽しんで頂ければと思います。」と語り、小野リサのライブでは定番になりつつある「いのちの歌」を歌い演奏した。涙しながら聞いている観客も多かったのではないだろうか。
素晴らしい歌と演奏、満員御礼の中野サンプラザホールにて無事に30thアニバーサリーツアーが終了した。
撮影:上山陽介
「30thアニバーサリーツアー〜旅 そして ふるさと〜」2019.227 @ 中野サンプラザホール セットリスト
1.TAKE THE A TRAIN
2.NIGHT & DAY
3.THE SHADOW OF YOUR SMAIL
4.TEA FOR TWO
5.QUIZAS QUIZAS QUIZAS
6.BESAME MUCHO
7.BLUE CANARY
8.QUE SERA SERA
9.SUNNY 〜 ONE WAY TICKET
10.HAPPY LIFE
11.小樽運河
12.旅の宿
13.女ふたり
14.あなたのふるさと〜岡山旅情〜
15.GAROTA DE IPANEMA
16.RECADO BOSSA NOVA
17.MAS QUE NADA
18.CANCAO DA PRETINAHA
ENCORE
E1.いのちの歌
E2.南国土佐を後にして
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