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鈴木京香「dress-ing」リリース記念イベント開催、「新しい世界が広がりました」

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鈴木京香「dress-ing」リリース記念イベント 3月2日タワーレコード渋谷店

3月2日、東京・タワーレコード渋谷店 B1F「CUT UP STUDIO」にて「鈴木京香『dress-ing』リリース記念イベント」が開催され、鈴木京香、藤井隆が出演した。

女優・鈴木京香の芸能生活30周年を記念し、藤井隆主宰のSLENDERIE RECORD(スレンダリーレコード)からリリースされた自身初のシングルとなる本作は、藤井隆の「私たちファンになにか記念品をいただけませんか」という熱烈ラブコールがきっかけとなり、実現したもの。

藤井隆が全面プロデュースを務めた本作は、作家陣に冨田謙、DÉ DÉ MOUSE、tofubeatsを迎え、鈴木京香本人が作詞に初挑戦した「海岸線より」「わたしの左岸」「水星」の3曲が収録されている。

また、CDにはフォトグラファー・新津保建秀氏による撮り下ろし写真をふんだんに収めた32Pの豪華ブックレットや、本人からのメッセージカードも封入されるなど、感謝の気持ちが込められた音楽作品となっている。

2月27日に発売されたばかりの「dress-ing」のリリースを記念し、この日行われた「CDお渡し会」は、鈴木京香ファンにとってまたとない貴重な機会となった。

本作のプロデューサー・藤井は、“30周年の記念となる作品を鈴木京香のファンに届ける”というミッションに燃え、この日はMCとして登場。

満杯の観客が見守るなか、まずはお客さんへの感謝を述べたあと「この日を励みにがんばってまいりました!」と話す藤井。「海岸線より」のミュージックビデオが流れたあとは、いよいよ鈴木京香が登場した。

お客さんの「京香さーん!」「キレイー!」という歓声や大きな拍手に迎えられ、あまりの温かい空気に感極まって思わず涙ぐむ鈴木京香。「今日は本当にありがとうございます。初めて見る景色です」とお客さんに話しかけると、温かい拍手が起こる。

藤井の「どうぞ、手でも振ってさしあげたらいかがですか?」との言葉に笑いが起こりつつ、藤井が今回のCDを制作するに至った経緯を説明しながら、「私のお願い、怖くなかったですか?」とたずねると、「不安だったし、無理だと思ったんですけど、藤井さんが言ってくださるならゴチャゴチャ迷ったりしないでイエスと言わせていただこうと思って。でも、それでよかったと思っています。こんな素敵な時間を経験することができて……」とにこやかに話す鈴木京香。

作詞へのチャレンジについても、「ちょっとおかしな言い方ですけど、“毒を食らわば皿まで”と言いますか、『出されたものはなんでも食べてみよう』という覚悟ができていたので」と、作詞の依頼を快諾した理由を話し、「でも、やってみると楽しくて。おこがましいんですけど、これからも作詞をやりたいなと思いました」とニッコリ。

これには藤井も大喜びで、「うちのレーベルには椿鬼奴、レイザーラモンRGと他にもアーティストがいますので、今度ぜひご相談させてください!」と、さっそく作詞を依頼していた。

作詞をすることで音楽や風景をより意識的に感じるようになり、これまでより感覚が豊かになったと話す京香。先日は電線をハクビシンが通っているところを目撃したそうで、「今までそんなふうに音楽を意識して生活していなかったんですが、作詞をすることでいろんなものに興味が向いて、新しい世界が広がりました」と明かす。

トークコーナーも終盤にさしかかった頃、「実は今日、藤井さんになにかお礼がしたくて」と、『水星』の歌詞を考えるときにずっと眺めていたという、歌詞にも登場する“ゼンマイ仕掛けのドラゴン”を藤井にプレゼント。

「でも、実はゼンマイを巻くのを忘れてきてしまったんです(笑)!申し訳ないんですけど、SLENDERIE RECORDのフェスなんかでまたお会いできると思うので、そのときには必ず!」とさらりと次回の出演を約束する鈴木京香の言葉と思わぬプレゼントの両方に感激し、今度は藤井が涙ぐんでいた。

「これを機会に、自分の持ち歌をしっかり歌えるよう練習したいと思いますし、もっともっと自分にできることをやってみなさんに恩返しできればと思っています。みなさんには本当に感謝しています。今日は本当にありがとうございました」と改めて感謝の気持ちをファンに伝える鈴木京香の言葉でトークコーナーは終了。

トーク終了後は、いよいよ「CDお渡し会」のスタート。本人からじかにCDを手渡してもらうという、かなり貴重なこの「お渡し会」に、ファンの緊張した、でも本当にうれしそうな姿が印象に残るお渡し会となった。

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