Billboard JAPAN HOT ALBUMS(3/11付)、ヒプマイ最新作の麻天狼「The Champion」が総合首位 SEKAI NO OWARIはCDセールスTOP2独占
2019年3月11日付(集計期間:2019年2月25日〜2019年3月3日)の総合アルバム・チャート“HOT ALBUMS”では、男性声優キャラによるラップバトルプロジェクト「ヒプノシスマイク」シリーズ最新作「The Champion」が総合首位を獲得した。
ユーザーからの投票数で勝者が決まる企画「Battle Season」で優勝したシンジュク・ディビジョン“麻天狼”による「The Champion」表題曲は、ラッパーのZeebraが制作を担当したもの。
2月27日にリリースされた本作は、初週62,888枚を売り上げてCDセールス3位、9,778DLを売り上げてダウンロード1位、ルックアップでは6位となり、主にデジタル・セールスが牽引する形で総合首位を獲得した。
総合2位、3位と続いたのは、SEKAI NO OWARIが2枚同時リリースしたアルバム「LIP」と「EYE」。CDセールスでは初週75,609枚、74,496枚を売り上げ、麻天狼「The Champion」を抑えて1位、2位をマークした両作だが、その枚数差を決して大きくなく、ルックアップのポイントも小差で、フィジカル領域の指標では熾烈な順位競争を繰り広げる形に。
注目点はダウンロードで、麻天狼「The Champion」が9,778DL、SEKAI NO OWARI「LIP」が3,876DL、「EYE」が3,315DLと、麻天狼「The Champion」が頭一つ抜ける数字を記録したことが総合順位の決め手となった。
総合4位には、SUPER★DRAGONの約2年ぶり、通算2作目のオリジナル・アルバム「2nd Emotion」が初登場。続いて、3週目の集計を迎えたONE OK ROCK「Eye of the Storm」が、CDセールス7位、ダウンロード3位とロング・セールスを記録しつつ、3月2日にレンタル解禁された影響もあってか、ルックアップで前週の約3倍となるポイントを稼いだことで1位に返り咲き、総合順位は前週から3ランク落として5位を獲得、3週連続となるトップ5入りを果たした。
あいみょん「瞬間的シックスセンス」も、ONE OK ROCK「Eye of the Storm」と同じくレンタル解禁となり、ルックアップで前週の7倍近いポイントを記録して2位に。そのほかCDセールス8位、ダウンロード4位と高水準をキープして、総合順位は前週から3ランク・ダウンの6位を獲得した。
ONE OK ROCKとあいみょんが最新アルバム収録曲を中心にストリーミング・チャートを席巻していることは当サイトでも報じている通りだが、アルバム単位のダウンロードもリリース1週目のSEKAI NO OWARIと並ぶ数字となっていることから、接触と所有のサイクルをしっかりと回し続け、順調なロング・セールスに繋げていることが窺える。
【HOT ALBUMS】トップ20
1位「The Champion」麻天狼
2位「LIP」SEKAI NO OWARI
3位「EYE」SEKAI NO OWARI
4位「2nd Emotion」SUPER★DRAGON
5位「Eye of the Storm」ONE OK ROCK
6位「瞬間的シックスセンス」あいみょん
7位「NEW KIDS」iKON
8位「WE ARE DREAM MAKER」DREAM MAKER
9位「TryAgain」TrySail
10位「POP VIRUS」星野源
11位「ボヘミアン・ラプソディ(オリジナル・サウンドトラック)」クイーン
12位「Nissy Entertainment 5th Anniversary BEST」Nissy(西島隆弘)
13位「あんさんぶるスターズ! アルバムシリーズ Present -2wink-」2wink
14位「遊助BEST 2009-2019 あの・・あっとゆー間だったんですケド。」遊助
15位「セレナーデ」ソンモ
16位「BOOTLEG」米津玄師
17位「軟体的なボヤージュ」たこやきレインボー
18位「THE ANTHEM」AK-69
19位「「ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow」オリジナルサウンドトラック Sailing to the Rainbow」加藤達也
20位「Bouquet」BOYFRIEND