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藤澤ノリマサ、3/9開幕の10周年記念ツアーで全シングル曲&新曲「SOLARE〜威風堂々〜」披露

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藤澤ノリマサ 「10th anniversary 藤澤ノリマサ CONCERT TOUR2019~威風堂々~」 3月9日 大阪 サンケイホールブリーゼ

藤澤ノリマサの10周年記念ツアー「10th anniversary 藤澤ノリマサ CONCERT TOUR2019〜威風堂々〜」が、3月9日大阪・サンケイホールブリーゼ公演よりスタートした。

1曲の中で「ポップス」と「オペラ」、2つの歌唱法を1人で自在に操る、世界でただ1人の「ポップオペラ」シンガー、藤澤ノリマサ。2008年4月30日「ダッタン人の踊り」のデビューから、10周年を迎えたアニバーサリーツアー「威風堂々」が3月9日 大阪・サンケイホールブリーゼで堂々と幕を開けた。「10周年の感謝と集大成、そして、これからも進化し続ける藤澤ノリマサを、両方共に表現したいんです!」と本人が語っていた通りの、藤澤ノリマサの現在・過去・未来が詰まった、まさにプレミアムな内容のコンサートとなったのは間違いない。

2019年3月9日。10周年ツアーの初日を迎える会場は、昨日が36歳の誕生日だという藤澤の登場を待ちわびるファンの熱気と、初日独特の雰囲気に包まれていた。クラシックでお馴染みのエルガーの「威風堂々」のオープニングSEが流れ、ファンの大歓声の中、ステージ中央に本人が登場すると熱気は最高潮に。真部裕の優美なヴァイオリンから始まった1曲目は「ダッタン人の踊り」。10周年ツアーにふさわしい、藤澤ノリマサの原点とでも言うべきデビュー・シングルがオープニング曲に選ばれた。どこまでも伸びる強くて優しい歌声は健在だ。その後も、お馴染みのシングル曲が続く。

MCで藤澤ノリマサが「今日はシングル曲を全部歌います!」と驚きの宣言。まさに10周年の集大成コンサートにふさわしい、「大感謝祭」の様相を呈してきた。最近のコンサートではあまり歌っていなかった、あのシングル曲もこのシングル曲も、10周年の軌跡を確かめるように、惜しみなく披露。更には、今回のツアー用にアレンジした10thアニバーサリー・シングル・メドレーも。

藤澤ノリマサのもう一つの真骨頂と言うべき「ピアノ弾き語り」コーナーもいつものツアーよりたっぷり用意されている。日本の名曲をカヴァーした『ポップオペラ名曲アルバム』コーナーでは、1曲を弾き語りで披露した後、新鮮なバンド・アレンジで「糸」を聴かせてくれる。この美しすぎる名演アレンジは感涙ものだ。

いよいよコンサートは終盤。今回のツアーの為に書き下ろした新曲を初披露。タイトルは「SOLARE〜威風堂々〜」。藤澤ノリマサ本人出演のCMでサビ部分を歌唱している「威風堂々」(エルガー)を、1曲のフル・ポップオペラとして完成させたのだ。イタリア語で「太陽の」を意味する「SOLARE(読み:ソラーレ)」。「太陽の光を浴びて、心も身体も元気に、新たな時代に向かって羽ばたきたい!」という気持ちで作り上げたという。

それにしても、藤澤ノリマサのコンサートは、本人は勿論、ファンも曲も「笑顔」で溢れている。有名なクラシック曲をモチーフにした「ポップオペラ」もオリジナルの「ポップオペラ」も、「笑顔」をテーマにした曲が多い。代表曲の「希望の歌〜交響曲第九番〜」はその最たる例だろう。「しあわせだから笑うんじゃなくて 笑ってるからしあわせになれる」というその歌詞に励まされている人は数多い。実は藤澤ノリマサもその1人だ。この10周年、実にいろいろな事があった。別れがあるから出会いもある。人生、楽しい事ばかりではない。カヴァー・アルバムの『ポップオペラ名曲アルバム』にどうしてもいれたかったという渾身の新曲「AVANTI -La vita è bella-」で表現した「もがき続ける失望と希望」。10周年でわかった事は、「でも、どんなことがあっても、笑顔で希望を歌っていきたい」というシンプルな想い。

今回の10周年ツアーは、アンコールで更に、思いもつかないクライマックスを迎えることになる。それは、ここではあえて書かない。これからのツアーで、皆さんのその確かな目と耳で確かめて欲しい。

ツアー最終日の2019年4月30日(東京国際フォーラム ホールC)は、平成最後の日であると同時に、藤澤ノリマサの11周年目スタートの記念日。歴史の目撃者として、しかと見届けよう。

「これが藤澤ノリマサです!THIS IS NORIMASA FUJISAWA!!」

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