BiSなりの69フェス。に純烈・GANG PARADE・EMPiREがサプライズ登場、序盤から大きな盛り上がりを見せるBiSフェスは中盤戦へ
BiSが3月18日から22日にかけて開催している、総時間69時間におよぶ過酷なロックフェス「BiSなりの69フェス。〜Are you ready to 69H?〜」の全17部のうち第1部から第4部が終了し、各部において見所が満載のイベントになっている。その序盤戦を一括レポートする。
平日の昼間にかからわず会場に集まった多くの研究員とともに「We are ROCK!!!!!!!!!」と叫び、フェス開始の宣言をした開会式では、挨拶代わりの「パプリカ」からスタート。フェス本編のスタート前の体慣らしとしてBiS名物のスクワット楽曲で会場の熱気を高めていく。
スクワットの最中には、レーベルの先輩で、昨年の紅白歌合戦に出場した男性歌謡コーラスグループ”純烈”が顔面に白塗りを施し、サプライズでステージに乱入すると、突然のことに会場はもちろん、BiSメンバーも動揺を隠せず、パフォーマンスを中断すると、急遽ステージ上で囲み取材を行うという異例の場面も見られた。
囲み取材では、記者より「精神的辛さを乗り越えてきた純烈からBiSに向けて精神的辛さを乗り越える秘訣は?」と質問が飛ぶと、純烈リーダーの酒井一圭は、「これは簡単!ファンの力を借りる。ファンの笑顔とか拍手とか応援とか、そういうパワーに支えられ、僕らも乗り越えられた。」と改めてファンへの感謝と、これから過酷なイベントをスタートする後輩のBiSにエールを送った。
その後にスタートした第1部では、3月20日にリリースする4thシングル「Are you ready?」を初パフォーマンスし、11分24秒という超大作をエモい振付で表現し、研究員を魅了した。
続く第2部は、GANG PARADEとのコラボステージで、GANG PARADEは「BiSBiS」をアヤ・エイトプリンス、キカ・フロント・フロンタール、ペリ・ウブ、ミュークラブ、ムロパナコ、YUiNA EMPiREの6人で、GANG PARADEの「GANG 2」を、ゴ・ジーラ、アヤ・エイトプリンス、パン・ルナリーフィ、トリアエズ・ハナの4人で、GANG PARADEの「Plastic 2 Mercy」をそれぞれパフォーマンスし、研究員(BiSファン総称)、遊び人(GANG PARADEファン総称)を熱狂させた。
優先入場券が早期になくなった第3部は、BiSメンバーがステージに、研究員は客席にと別れてはいるが、同じ空間にてアーティストとファンが一緒に寝るという、前代未聞のイベントに研究員からも歓喜の声が上がっていた。
第4部の始まりは、アーティストとファンが同じライブハウスの中で一緒に朝食を食べるというシュールな企画ながら、メンバーの軽快なトークも交え、楽しい時間が過ぎていった。
ここから、通常のライブと特典会という流れに戻ったが、第4部のファーストライブは、朝のラジオ体操の代わりに、BiS名物「パプリカ」にて眠い体を刺激し、その後、「Are you ready?」、「BiSBiS」、そして、再度「パプリカ」をパフォーマンス。すると、「パプリカ」の途中に、EMPiREがサプライズ登場し、BiSとともに「パプリカ」でスクワットをやりきった。突然の登場に、MAHO EMPiREは「24時間イベントにYUiNAが来てくれて、本当に嬉しかったので、お手伝いをしに来ました!」とサプライズ登場の意を語った。
また、第4部では、69(シックスナイン)会と題された特典会が催され、希望すれば、メンバーに”マンゴー””バナナ”を持たせてのチェキ会を行えるという一風変わった企画で会場を沸かせていた。
ここまで、サプライズ続きのイベントで序盤から大盛り上がりの展開を見せる「BiSなりの69フェス。〜Are you ready to 69H?〜」。
BiSは、所属事務所WACKの全国ツアー「Going Going WACK TOUR」のファイナル公演を挟み、3月20日のシングルリリース日の0時より同フェスの第5部がスタートする。
最終日には、ニコ生での放送も決まっているので、会場に駆けつけられない方はぜひニコ生でBiSの勇姿が確認してもらいたい。
写真:日本クラウン