ASIAN KUNG-FU GENERATION、アニメ「どろろ」OPを書き下ろし 両A面シングルリリースも
ASIAN KUNG-FU GENERATIONの新曲「Dororo」が、TOKYO MX、BS11他にて放送、Amazon Prime Videoにて配信しているアニメ「どろろ」のオープニング・テーマに決定した。
「どろろ」は手塚治虫のマンガをアニメ化した作品で、十二体の鬼神によって生まれつき身体のあちこちを奪われた少年・百鬼丸が、どろろという少年と共に、妖怪を退治して身体の部位を取り返していく姿が描かれる。
「Dororo」はTVアニメ「どろろ」のために書き下ろされた楽曲で、3月25日に公開されたアニメのプロモーションビデオにて音源の一部が試聴できる。なお楽曲はアニメの4月放送回よりオンエアされる。
また、ASIAN KUNG-FU GENERATIONは「Dororo」が収録される両A面シングル「Dororo / 解放区」を5月15日にリリースすることを発表。「Dororo」と共に収録される「解放区」は現在開催中の全国ツアーで既に披露されている楽曲。ジャケットアートワークも公開された。
シングルのジャケットは中村佑介によるイラストが飾り、「どろろ」に出てくる架空の地名である「無情岬」や「手塚」が駅名になっていたり、制服の校章が百鬼丸の着物のマークになっていたりと「どろろ」をオマージュしたジャケットとなっている。
シングルはBlu-ray付きの初回生産限定盤、CDのみの通常盤の2形態が用意される。初回生産限定盤に付属するBlu-rayには、昨年行われた350人限定招待のレアなフロアライブから、10曲計55分と大ボリュームでライブの模様が収録される。副音声にはメンバーによる解説も収録される。
また「Dororo / 解放区」と同時発売で「ホームタウン」のアナログ盤もリリースされることが発表された。現在、全国ツアー真っ最中のASIAN KUNG-FU GENERATION。チケットは一部一般発売されている。
後藤正文 コメント
時代設定の古い奇譚の裏には、現代社会や人間そのものへの風刺などが含まれていて、とても重層的で奥深い作品だと思います。
原作である手塚漫画に恥じないよう、思いを込めて楽曲を制作しました。