Rihwa「WILD INSIDE」ツアー、追加公演含む全11公演を完走

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昨年秋にリリースした2ndアルバム「WILD INSIDE」を引っ提げ開催した、東阪札3都市6公演の全国ツアー「Rihwa’s Tour 2018 “WILD INSIDE”」。全公演終了後、多くのファンからの熱いラブコールを受け、福岡、名古屋、岡山、横浜の4都市5公演を回る追加公演「Rihwa’s Tour 2019 “WILD INSIDE”」が開催された。

ツアーファイナルの3月31日横浜公演は、Rihwaのホームとも言えるテレビ神奈川(tvk)のお膝元 ハーバーズ・ダイニングにて、1日に2公演という自信初の試みとなった。

桜の満開を目前にしたあたたかい日差し、時折肌寒い海風の吹く横浜。会場の外では開場までの時間をファン同士が満面の笑顔で、楽しそうに会話しているのがとても印象的だった。

会場に入ると、Rihwaがレギュラーコーナーを担当している(2018年3月終了)tvk「関内デビル」のスタンドサインが目に入る。ステージ上はたくさんの花や緑で飾られ、小さなLEDライトに囲まれた空間は、森の中のグランピングのよう。Rihwaの曲名にちなんだ横浜公演のみのオリジナルドリンク、鮮やかなブルーの「Sky Rocket Jinger」、輝くようなバーミリオンの「One Second Ale」も気分を高揚させていく。

開演定刻、場内暗転と共にRihwaの音楽ルーツでもあるカントリーアイリッシュサウンドが流れ、気づくと自然と手拍子を始めている。笑顔で登場したRihwaは感謝をしっかりと伝えるように深々とお辞儀をし、アコギでかき鳴らした曲は「Finally」。

“遂に”この日を迎えた、という気合さえ感じる歌力に圧倒されていると、「Sun Comes Up」のイントロと共に場外からの柔らかな日差しが差し込み、心が解放されていくような感覚。RihwaとサポートGt:飯塚直斗、Ba梅田潤の3人が奏でるサウンドは楽しくもあり、切なくもあり、次にどんなサウンドを聴かせてくれるのかとワクワクが止まらない。

ファイナル横浜公演だけのスペシャルはまだまだ続き、ライブの中盤では「関内デビル」のマスター大場英治こと、菊谷宏樹氏を迎えて「神奈川からの手紙〜ラブレター・フロム・神奈川〜」のコーナーが再現。10年来の付き合いという二人。夜公演では、マスターからRihwaに曲をプレゼントするというサプライズもあり、こちらまでもらい泣きしてしまいそうになる。

「この一瞬、一秒一秒を大切に楽しんで」というMCで始まった楽曲は、3月1日にリリースしたばかりの新曲「一秒」。昨年のツアーよりタイアップしている、富士フイルム “チェキ” instax mini8+「チェキ+青春」のキャンペーンテーマソングとして書き下ろされた「一秒」は、シャッターを切るように「生きている今この一秒が、星のように輝いているんだ」と感じさせ、どこまでも伸びやかなRihwaの歌声は、これから新しいスタートを切る人たちへ寄り添ってくれるようだった。

その後も珠玉のバラード「ミチシルベ」で胸を締め付けられ、「tvkプロ野球中継 横浜DeNAベイスターズ熱烈LIVE」テーマソング「Sky Rocket」では空高く舞うタオルに「限界なんてない!」と思わされる。

「MY LIFE IS BEAUTIFUL 〜1パイントの勇気〜」では「一緒に歌おう!!」という声に後押しされて、声の出る限りシンガロング。ステージとフロアの垣根を越えて会場が一体になる、を体感した。内なる“WILD INSIDE”をくすぐられ、終始“自由”で“愛”と”笑顔”に溢れたライブだった。
 

Rihwa 3月31日 横浜公演

まだ聴きたい、まだ終わりたくないと巻き起こる「Rihwaコール」で再び登場し、聴かせてくれたのは一人弾き語りの「諦める勇気なんて無いよ」。2年前の声帯ポリープ摘出手術の時に書いたこの楽曲は、それでもまだまだ歌い続けるんだ、という強い意志が現れていた。ラストに披露された、この季節に一番相応しくRihwa自身も、そして集まった会場のファンも大切にしている「春風」は、いつも以上に温もりと愛情を感じる”春の風”が吹き込んでいた。

2018年からスタートした”WILD INSIDE”ツアーは、追加公演を含め全7都市11公演。各地に、Rihwaの“愛”と“笑顔”が届けられたツアーとなった。

セットリスト
M1. Finally
M2. Sun Comes Up
M3. Hidey-Ho!!
M4. WILD INSIDE
M5. Too Late To Change My Mind
M6. Swing Swing♪
—tvk「関内デビル」内コーナー「神奈川からの手紙〜ラブレター・フロム・神奈川〜」3/31横浜公演のみ
Special Guest : tvk「関内デビル」マスター 大場英治
M7. 一秒
M8. Shooting Star
M9. ミチシルベ
M10. PutYourGunDown
M11. TO:Summer
M12. Sky Rocket
M13. Having a Good Time
M14. MY LIFE IS BEAUTIFUL 〜1パイントの勇気〜
ENCORE
En1. 諦める勇気なんて無いよ
En2. カラフル / CHANGE
En3. 春風

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