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葉加瀬太郎・高嶋ちさ子・古澤巌が豪華共演、最高のパフォーマンスによる4年連続全国ツアーが開幕

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日本が世界に誇る3大ヴァイオリニスト、葉加瀬太郎、高嶋ちさ子、古澤巌による「日医工 presents HATS MUSIC FESTIVAL VOL.4 葉加瀬太郎・高嶋ちさ子・古澤 巌〜3大ヴァイオリニストコンサート 2019〜」が、4月12日に埼玉・川口リリアホールにて開幕した。

同コンサートツアーは、他では聴くことができない葉加瀬、高嶋、古澤が奏でる音の化学反応はもちろん、三者三様のキャラクターが際立つMCトークも人気を博しており今年で4回目。12日の川口リリアホール公演を皮切りに全18公演を“平成”から“令和”に渡って行うメモリアルツアー。

初日の公演では、「同ツアーといえばこの曲」ともいえる「SWINGINʼ VIVALDI」で観客の心をわしづかみに。続いて「ニュー・カントリー」を披露した後、3人は改めて観客に挨拶。

高嶋が「私はシマウマのように駆け抜けようと衣装もゼブラ柄で!」と茶目っ気たっぷりに意気込みを語ると、古澤は「今年は亥年ですから、猪突猛進ではなく“ちょっと猛進”で行きたいと思います」とにやり。

また、葉加瀬が舞台セットについてアメリカ・ニューヨークのブロードウェイをイメージしていることに触れ、「今宵は皆さまをブロードウェイにご招待したいと思います!」と笑顔で明かした。

3曲目の「カノン」で三人の圧倒的なヴァイオリン音楽を存分に披露した後、古澤が「Dance Macabre『死の舞踏』」でサスペンスフルな世界を演出。

さらに、古澤と高嶋による「Moon River」、高嶋のソロで「She」と続き、高嶋と葉加瀬が「Someday Somehow」を演奏。3人だけではなく、それぞれのソロ、コンビ演奏も交えた贅沢すぎる時間に観客たちはうっとり。

そんな中、再び3人が揃って展開する丁々発止なトークに会場は大爆笑。高嶋が「帽子もスカーフも着こなしもカッコいい古澤さんは、ヴァイオリンを弾いている時だけは二枚目ね」と持ち前の毒舌を交えて古澤を褒めると、古澤は「今はヴァイオリンを持っているだけだから2.3枚目だね」と独特の切り返しで会場を沸かせた。

また、今年で60歳になるという古澤に葉加瀬が「還暦ですね。おめでとうございます!」と祝いの言葉を贈ると、高嶋は「それで舞台の大きな緞帳赤だったんだ!コンサート終わったら、あの緞帳でちゃんちゃんこ作ってあげようか?」と冷やかして爆笑をさらう一幕も。

その後、日医工のイメージソングでもある「WITH ONE WISH」をオリジナルに近い演奏で披露し、第1部を締めくくった。

第2部は、葉加瀬と古澤による「Swinging Bach」でスタート。そして、3人でウエスト・サイド・ストーリー・メドレーを演奏した後、高嶋が音楽監督を務める羽毛田丈史を紹介。羽毛田は、映画のメーンテーマとして知られる「植物図鑑」「ひるなかの流星」をメドレーで情緒たっぷりに奏でた。

葉加瀬のソロメドレーでは、「雪の華」「瑞風~MIZUKAZE」「情熱大陸」を披露し、会場を大いに盛り上げた。

クライマックスは、3人で定番となっている「Csárdás~チャールダーシュ~」「カプリス No.24」で観客たちを魅了。

アンコールでは、発売中のニューアルバム「BEST OF THE THREE VIOLINISTS IV」に新録されている「君の瞳に恋してる」をダンスと共に演奏した後、「タイスの瞑想曲〈ボサノヴァver.〉」で極上の甘く魅惑的でロマンティックな締めくくりで初日を終えた。