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サカナクション、アルバム「834.194」ジャケットアートワーク公開

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サカナクション アルバム「834.194」

6月19日にリリースされる、サカナクションのアルバム「834.194」のジャケットアートワークが公開された。

ベストアルバム「魚図鑑」、LIVE Blu-ray/DVD「SAKANAQUARIUM2017 10th ANNIVERSARY Arena Session 6.1ch Sound Around」に引き続き、今作も“音楽ソフトのプロダクトとしての価値の拡張”をテーマとした商品形態となっている。

本作は田中義久と飯田竜太の2人からなるアーティストデュオ”Nerhol(ネルホル)”の作品2点がジャケットアートワークのメインビジュアルなっている。

この2点の作品はサカナクションの「834.194」が内包する作品コンセプトをNerholが共有し、作品として創りだしたもの。ある時間、ある場所という条件の中で連続して撮影された写真を積層し、それらを彫り込んでいくことにより、対象が潜在的に有する視点や感覚を彫刻作品として浮き彫りにしていくNerhol。
 

サカナクション アルバム「834.194」

本作ではサカナクションの最新作「834.194」に込められたコンセプトをバンドサイドと共有し、ある2つの地点を撮影対象とすることにより、そのコンセプトを健在化していった。

どちらが表でどちらが裏かも判別が難しい、双生されたかのような2つの彫刻作品。その2つの作品を撮影し、アルバムのパッケージの両面に施したのが今回のアートワークとなっている。

このアルバムを手に取り、聴き、見ることによって作品に込められたコンセプトをリスナーは知覚できることになる。

また、作品の展示も今後検討されており、実際にNerholの作品世界に接する機会も得られそうだ。

新たな音楽の在り方を模索するロックバンドと、新たな創作基準への昇華を試みるアートユニットとの互いの表現領域を超えた協業を通じて、新たな表現の在り方を体感してほしい。

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