家入レオ 自身7度目の全国ツアーがスタート、さらに前作アルバム「TIME」までの全曲がストリーミング解禁
約1年2か月ぶり、自身6枚目となるオリジナルアルバム「DUO」を引っ提げて行う家入レオの全国ツアー「家入レオ 7th Live Tour 2019 〜DUO〜」が5月10日、山梨・YCC県民文化ホールよりスタートとなった。
家入のツアーは、昨年5月に5thアルバム「TIME」を引っ提げ開催した“6th Live Tour 2018 〜TIME〜”以来約1年振りとなる。
開演時間をまわると煌びやかな照明と共にステージ上のスクリーンに映像が映し出され、青のワンピースをまとった家入が登場。現在絶賛放送中のドラマ「緊急取調室」(テレビ朝日系4月木曜ドラマ)の主題歌で、ニューアルバム「DUO」のリード楽曲として話題の楽曲「Prime Numbers」からライブはスタート。そのまま続けざまに「もし君を許せたら」など計4曲を歌い上げた。
そして、「家入レオ 7th Live Tour 2019 〜DUO〜にお越しの皆さん、こんばんは家入レオでーす!!山梨盛り上がってますね!ありがとうございます!!今日は記念すべきツアーの初日ということで、今日は楽しんでいきましょう!!ゴールデンウィーク終わって早々の平日に、学校とか仕事とかある中、タイミングを調整してくれて来てくれたんですよね!そんなみんなの為に、神様が富士山が見えるくらいの良いお天気にしてくれたんだなと思います!今日は思い切り楽しんでいきましょう!みなさんよろしくー!」と話した。
その後、「わたしのライブに初めて来てくれた方々も、何度か来てくれている方々も楽しんでいただけるように、今日はライブアレンジでお届けしたいと思います。ちょっとだけ季節が早いですが、聞いてください。」と話すと、家入の代表曲の一つともいえる「君がくれた夏」を披露し、会場からは盛大な拍手が起こった。
そして、「今回のツアーからの新しい試みをしたいなと思って!ライブってセットリストはなかなか変えることができないけど、その日限りのものがあってもいいんじゃないかなと思って!わたしが今日はこのバンドメンバーさんとやりたい!って、その日の気分でお誘いさせてもらって、セッションしてる感じでみなさんにお届けしたいなと思ってます。前作アルバム『TIME』に収録されている『Relax』という楽曲なんですけど、音源自体はとってもデジタルなんです。それがバンドの生音になると、どれだけ広がりを持つかを楽しんで頂ければなと思います、よろしくお願いします!」と話すと、ドラムの河村氏とキーボードの宗本氏を指名し、まさに“この日限り”の「Relax」を披露、会場を沸かせた。
その後は小谷美紗子氏作詞・作曲の「JIKU」や初の映画タイアップソングとして話題となった「この世界で」などを情感たっぷりに歌い上げ、ライブ中盤では黒地に赤い花があしらわれたワンピースに衣装チェンジ。「Spark」や常田大希氏(King Gnu)作詞・作曲の「Overflow」ではステージ上を駆け回り観客を煽りながらの歌唱で会場は熱気に包まれた。
本編最後には「ずっと自分の中にあるものは変わらないんだな、と思っています。でも言葉とかメロディは変わっていって。これからも私らしく歌を歌っていきたいなと思っています」と話し披露した「サザンカ」では会場に響き渡る美しい歌声を会場中に届けた。
アップテンポなナンバーからまでバラードまで、圧倒的な表現力と歌唱力で会場中を魅了し本編は終了した。
割れんばかりのアンコールの歓声に再登場した家入。「山梨のみなさーーん、もっともっと盛り上がって行きましょうー!!」と叫び披露したデビュー曲の「サブリナ」では、この日1番の大きな歓声と拍手が起こり、会場は熱狂に包まれた。最後には観客と共に「Bouquet」を熱唱、20公演に及ぶ全国ツアーの初日となるこの日の公演は大盛況にて終了した。
そんな家入だが、5月10日より昨年2月に発売された前作アルバム「TIME」、さらに1stシングル「サブリナ」から13thシングル「ずっと、ふたりで」までのシングル作品(カップリングを含む)の計29曲が各ストリーミングサービスにて一斉に配信開始となってる。
撮影:Yusuke Takamura