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ユニコーン、映画『引っ越し大名!』に主題歌「でんでん」を書き下ろし

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2019年は〈ユニコーン100周年〉を掲げ、現在、7月3・4日の東京・日本武道館公演を含む全国ツアー「ユニコーン100周年ツアー“百が如く”」真っ只中のユニコーン。彼らの新曲「でんでん」が、星野源・高橋一生・高畑充希の3名が時代劇映画に初出演することでも話題の映画『引っ越し大名!』(監督:犬童一心)の主題歌に起用されることが決定した。

この楽曲はユニコーンが映画『引っ越し大名!』のために書き下ろしたもので、彼らにとって映画主題歌は8年ぶり。また「でんでん」という楽曲タイトルは、星野源演じる主人公・春之介の渾名が「カタツムリ」であることに因んでいる。

原作のファンであることを公言し、作詞を手がけた川西幸一は「もともと時代劇が好きだから、本当は(映画に)出たいくらいだった。脚本も読ませてもらったけどすごく良くて、(春之介に)降りかかってくる運命みたいなものを受け入れて、邁進していく、その努力というのはすごく大事なんだなって思いました」。

作詞・作曲を手がけた奥田民生は「「でんでん」という曲を(主題歌に)使ってもらってるんですが、映画の内容を踏まえて、今回は詞から先に書きました。曲も、「でんでん」っていう感じになってます(笑)」とコメント。

また、主演の星野源は「人間と日本と季節を感じる、『引っ越し大名!』にぴったりの素晴らしい主題歌でした。まさか自分の主演映画にユニコーンの皆さんが、しかも奥田民生さん川西幸一さんという大好きなお2人が主題歌を書き下ろしてくださる日が来るとは。月並みな言葉になってしまいますが、『UNICORN MOVIE2 1/2』のVHSを擦り切れるほどに観ていた、幼少の自分に伝えてあげたいです。」とコメントしている。

今年3月にアルバム「UC100V(ユーシーヒャクボルト)」がリリースされたばかりのユニコーンから早くも新曲が発表されたのは、ファンならずとも嬉しいところ。また8月30日の公開に先駆け、映画『引っ越し大名!』の本予告映像も公開されている。

プロデューサーコメント
江戸時代の壮大な引っ越しに思いを馳せたとき、すっと頭に浮かんだのがユニコーンでした。出来上がった楽曲は「この映画にはこの曲しかない!」と思わせる素敵な曲です。一歩一歩進んで行くしかなかった、当時の“旅”を感じさせる空気を持つ「でんでん」という曲が「引っ越し大名!」を数段持ち上げてくれたと思います!

犬童監督コメント
ユニコーンが書き下ろしをしてくださることになり、メンバーを前に、「引っ越し大名!」という映画で何をしようとしているのか、お話することになりました。若く新しい世代が、「自分たちのやり方」で、理不尽なできごとを必死に切り抜けて行く姿。その中で、星野源さん演ずる春之介がリーダーとして、人として大きく成長する姿を描きたい」。ストーリーはもちろん、脇役のキャラクターまで一生懸命話しました。皆さんは真剣に聞いてくれました。終わり近く、奥田さんから、質問がありました。『映画の最後に聞くこの歌はどんな風に響いて欲しいですか?』私は、考え、答えました。「祝福して欲しいです。自分たちのやり方で、最後までやり通した春之介や、若者たちを」奥田さんは、少し考え静かにうなづきました。そして、生まれたのが「でんでん」。最高です。「目指すは新天地、何もないところ」。なんと、明るくありきたりでない希望を感じさせてくれることか!「引っ越し大名!」とユニコーンの幸福な出会いに感謝です。
 

 

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