レキシ、総勢7人のゲストを迎えた特別公演が大盛況で幕&沖縄公演を追加発表
今年2月に最新アルバム「ムキシ」を引っさげて横浜アリーナ2DAYS公演含む19都市21公演の全国ツアーを大盛況で成功させたレキシが、“特別公演”と称した豪華ゲストツアー「特別公演〜豪華絢爛レキシ歌絵巻〜」を開催。
昨日5月21日に千秋楽となった岡山市民会館での公演を大盛況で終え、全公演即日完売となった全国7都市9公演にわたるツアーが幕を閉じた。
今回のツアーには、豪華7名のゲスト陣が各公演2名づつ参加し、同じ組み合わせ、同じセットリストは皆無。
ライブでは、レキシがゲストに“曲を無茶振り”して歌ってもらう「ムチャブリーズコーナー」のほか、レキシ曲のコラボ歌唱はもちろん、「狩りから稲作へ」では、曲中でレキシネームの封印を解いたゲストが登場してゲストそれぞれの曲をレキシバンドで披露するなど、通常のゲスト公演の枠を超えた、まさに豪華特別公演といった内容となった。
ツアーの初日は5月5日 札幌・カナモトホール(札幌市民ホール)、ゲストは、中のよしえの皇子(中納良恵 from EGO- WRAPPIN’)と盟友シャカッチ(ハナレグミ)が参加。
ムチャブリーズコーナーでは、ハナレグミがEGO-WRAPPIN’「色彩のブルース」を、中納良恵がハナレグミ「家族の風景」を披露してヴォーカリストの共演に会場はうっとり包まれた。
5月7日は、東京・国際フォーラム ホールAでの東京公演。かんぱくん(さだまさし)と邪馬たいこちゃん(石川さゆり)といった日本を代表するレジェンド2人と共演。
さだまさしが「北の国から」「道化師のソネット」、石川さゆりは「ウイスキーが、お好きでしょ」「津軽海峡・冬景色」を披露し、その両者の迫力とステージングに圧倒された内容となった。
続くは、5月9日、10日の2日間にわたるオリックス劇場での大阪公演。初日は初参加となる かえらの清盛(木村カエラ)と札幌に続いて中のよしえの皇子(中納良恵from EGO-WRAPPIN’) の、女性ヴォーカリスト2名が参戦。
終盤の木村カエラ「Butterfly」では、曲中でレキシと中納良恵が新郎新婦役になりきり、愛を誓った後にブーケが宙に舞うという演出で最高潮になり、女性2名の名演に包まれた華やかなショーとなった。
続く大阪2日目は、邪馬たいこちゃん(石川さゆり)とシャカッチ(ハナレグミ)との共演。
この日はゲストの共通曲でもある「ウイスキーが、お好きでしょ」を互いに歌い分けて披露するといった豪華デュエットを披露。終盤のハナレグミ「オリビアを聴きながら」から石川さゆり「津軽海峡・冬景色」の流れでは、この日1番の歓声が湧き上がり、大阪2DAYSを締めくくった。
ツアー折り返しとなった5月13日 中野サンプラザホールでの東京公演には、かえらの清盛(木村カエラ)と旗本ひろし(秦 基博)との組み合わせ。
秦 基博が「3年目の浮気」をレキシとデュエット、木村カエラは「リルラ リルハ」をレキシバンドのアレンジでゆったりと魅了、終盤では秦 基博の「ひまわりの約束」から木村カエラ「Butterfly」でのシンガロングで一体感に包まれたライブとなった。
続いて5月15日は、愛知県芸術劇場大ホールで開催された名古屋公演。ゲストは八百よろずや清之介(キヨサク from MONGOL800)と中のよしえの皇子(中納良恵 from EGO-WRAPPIN’)が参戦。
同年代の3者によるこの日のライブは、キヨサクがウクレレで「涙そうそう」、「小さな恋のうた」を披露し沖縄の風を吹き込むと、中納良恵がブルージーに会場をネオンで染める両者の色が濃く出たステージとなった。
終盤のEGO-WRAPPIN’「くちばしにチェリー」からMONGOL800「あなたに」が畳み込まれると、レキシも交えての大合唱で締めくくられた。
5月17日は東京エレクトロンホール宮城に移っての仙台公演でツアー終盤戦がスタート。ゲストは、かえらの清盛(木村カエラ)と八百よろずや清之介(キヨサク from MONGOL800)。「姫君Shake!」では木村カエラが自身の楽曲「Magic Music」をぶっこむとレキシは「OH PRETTY WOMAN」で応酬。
ムチャブリーズコーナーではキヨサクが加山雄三「お嫁においで」、吉田拓郎「結婚しようよ」をアドリブで披露し、最後はレキシに“レイ”をプレゼントする一幕もあり場内を沸かせた。
続く5月20日は、九州に移って福岡市民会館での福岡公演、邪馬たいこちゃん(石川さゆり)、旗本ひろし(秦 基博)の九州にゆかりのあるゲストを迎えての共演。
石川さゆりによる即興での「祝い目出度」〜「博多手一本」、レキシが石川さゆりに楽曲提供した「くのいちもんめ」を別アレンジも交えながら披露。
一方、秦 基博も「年貢 for you」で自身の曲「Girl」「鱗(うろこ)」を交え、息のあったトークでも会場を盛り上げると、本編終盤では「ひまわりの約束」から石川さゆり「津軽海峡・冬景色」の圧巻の流れに会場は歓声に呑まれた。
そして、昨日5月21日 岡山市民会館での岡山公演は、旗本ひろし(秦 基博)、八百よろずや清之介(キヨサク from MOMNGOL800)をゲストに迎え、ステージ上に男衆3人という千秋楽となった。
ムチャブリーズコーナーでは、先陣のキヨサクが即興で小林明子「恋に落ちて-Fall in Love-」、河島英五「酒と泪と男と女」を披露すると、後陣の秦 基博もバンドに德永英明「レイニーブルー」の無茶振りからaiko「カブトムシ」を即興で披露し会場を魅了した。
いよいよオーラスのアンコール「きらきら武士」では会場全体の手が左右に揺れるなか大団円を迎え、全9公演の全ステージが幕を閉じた。今回のツアーの模様は、レキシオフィシャルサイトにて近日掲載される予定なので、そちらもチェックしてみよう。
また、この千秋楽公演でのアンコールで、9月17日 沖縄・ミュージックタウン音市場にて今回の特別公演の追加公演が決定したことをサプライズで発表。
追加公演の参加ゲストは、八百よろずや清之介 (キヨサク from MONGOL800)とシャカッチ(ハナレグミ)。チケットは、5月24日18時からのFC先行を経て一般発売は7月27日から。詳細はオフィシャルサイトまで。