Billboard JAPAN HOT ALBUMS(5/27付)ももクロ「MOMOIRO CLOVER Z」が総合アルバム首位 竹内まりやベストが急上昇
2019年5月27日付(集計期間:2019年5月13日〜2019年5月19日)の総合アルバム・チャート“HOT ALBUMS”では、ももいろクローバーZの約3年ぶり、通算5作目のオリジナル・アルバムとなる「MOMOIRO CLOVER Z」が総合首位を獲得した。
グループが4人体制となってからは初のアルバムとなる「MOMOIRO CLOVER Z」は、初週55,302枚を売り上げてCDセールス1位、1,762DLを売り上げてダウンロード3位、そしてルックアップも3位をマーク。
これらチャート・アクションが示している通り、初週はコア・ファンを中心としたCDセールスが好調のようだ。以降、ライト層や潜在リスナーに訴求し、ダウンロードやルックアップを伸ばし続けることができれば、総合順位も高位をキープすることができるだろう。
総合2位には、EXILE SHOKICHIの通算2作目のアルバム「1114」が初登場。初週19,998枚を売り上げてCDセールス2位、そのほかダウンロード14位、ルックアップ29位と、そのチャート・アクションはCDセールスが牽引していることが分かる。
前作「THE FUTURE」の最高位は初週にマークした6位だったので、このたび自己記録を更新した形だ。続く総合4位には、赤西仁の約1年半ぶりとなるオリジナル・アルバム「THANK YOU」、5位には、スマートフォン向けRPGゲーム「Fate/Grand Order」の楽曲を収録したオリジナル・サウンドトラック第3弾「Fate/Grand Order Original Soundtrack III」がそれぞれエントリーした。
back numberが3月27日にリリースし、これまでに4度の総合首位を獲得している最新アルバム「MAGIC」。前週首位だった同作は当週、CDセールス14位、ダウンロード8位、ルックアップ1位となり、総合では4ランクダウンして5位に。依然としてルックアップは強く、こちらは6度目のトップをマークしている。
また同様に、今回14週目のチャートインを果たしたあいみょん「瞬間的シックスセンス」もルックアップが根強く、当週の総合順位は前週から8ランクダウンして11位となったものの、ルックアップは3週連続で2位をマークしており、ロング・チャートインの下支えとなっている。
5月10日、竹内まりやが1978年から1981年にかけて発表したアルバム5作のストリーミング配信、および1994年発表のベスト・アルバム「Impressions」のダウンロード配信が解禁された。「Impressions」は当週1,562DLを売り上げてダウンロード5位をマークしており、総合順位は前週53位から当週18位と大きくジャンプ・アップしている。
5月12日深夜のテレビ朝日系「関ジャム 完全燃SHOW」では、竹内まりやの魅力を分析するべく、さかいゆうをはじめとするゲストたちの疑問に本人が回答。あいみょんで同様の特集が組まれた際、楽曲のストリーミング回数が大幅に増加したことを考えると、今回も同番組が「Impressions」のセールスに与えた影響は決して小さいものではなかったことが窺える。
【HOT ALBUMS】トップ20
1位「MOMOIRO CLOVER Z」ももいろクローバーZ
2位「1114」EXILE SHOKICHI
3位「THANK YOU」赤西仁
4位「Fate/Grand Order Original Soundtrack III」(ゲーム・ミュージック)
5位「MAGIC」back number
6位「輪廻転生〜ANGERME Past, Present & Future〜」アンジュルム
7位「20XX」神様、僕は気づいてしまった
8位「FAB LOVE」GRANRODEO
9位「Wonderland EP」milet
10位「新自分風土記II〜まほろば篇〜」さだまさし
11位「瞬間的シックスセンス」あいみょん
12位「新自分風土記I〜望郷篇〜」さだまさし
13位「平成仮面ライダー20作品記念ベスト」(オムニバス)
14位「THE WORLD」go!go!vanillas
15位「Eye of the Storm」ONE OK ROCK
16位「歌物語2 -<物語>シリーズ主題歌集-」(アニメ)
17位「今が思い出になるまで」乃木坂46
18位「Impressions」竹内まりや
19位「Sympa」King Gnu
20位「雪組 大劇場(’18)「ファントム」 (ライブ)」宝塚歌劇団