米津玄師、「海の幽霊」全編アニメーションMVを“海の上”で解禁
6月3日に配信限定シングルとしてリリースされることが発表されている米津玄師の「海の幽霊」。アニメ映画『海獣の子供』の予告編でその一部が公開されていたが、100名限定で行われた「海の上映会」にてミュージックビデオが公開となった。今回のMVは映画『海獣の子供』の映像を全編に使用されたビデオとなっている。
MV先行視聴会「海の上映会」は都内に浮かぶ「船」にて実施。募集開始直後から応募が殺到、その中でも選ばれた幸運な100名が一足先にMVを体験した。
船内は、B1Fを“深海”に見立て、薄暗く水泡の音が響くなか、映画内「江ノ倉水族館」として登場する「新江ノ島水族館」とのコラボレーションで実現した、貴重なクラゲやヒトデなど海洋生物を展示。その奥中央には、五十嵐大介が書き下ろした「海の幽霊」のジャケットが、1.2m四方サイズの水槽の中に浮かび、水中の光の揺らぎを生で感じられるような見せ方で展示。
1Fは“浜辺”に見立てられ、波の音を聞きながら、映画『海獣の子供』のビジュアル展が展開され、映画の場面シーンのライトアップパネルや、クジラの泳ぐムービーが展示。
そして2F、船上デッキの屋上は、“海の空”と題され、そびえ立つ巨大マストにMVが投影された。史上初めて“海の上”でのMV上映会となり、圧倒的なスケール感を目だけでなく全身にて体感することで、まるでMVの一部になったような不思議な体験に会場は歓喜の声にあふれていた。
今回のMVは映画『海獣の子供』の本編映像によって表現されており、STUDIO4℃が描く繊細でもありながらダイナミックな自然や生き物、人物の描写が全編を通して余すことなく描かれている。
また、本作のジャケットは『海獣の子供』の原作者・五十嵐大介が書き下ろしたアートワークになっており、様々な分野のトップランナーと共に作り上げた「海の幽霊」の世界観を堪能しよう。