「Reborn-Art Festival 2019」オープニングを飾る音楽イベントに櫻井和寿、宮本浩次、Salyu、青葉市子の出演が決定
「Reborn-Art Festival 2019」58日間のオープニングを飾る音楽イベント「転がる、詩」が、8月3日・4日に岩手・石巻市総合体育館で開催される。出演アーティストとして、櫻井和寿、宮本浩次、Salyu、青葉市子が決定した。日本の音楽のオリジナリティである「詩」が果たしてきた文学的な役割に着目し、様々な時代の名曲に浸ってもらえる贅沢な時間と空間をお届けするスペシャルなイベントになる。
イベント「転がる、詩」には、小林武史(keyboards)、名越由貴夫(guitar)、TOKIE(bass)、椎野恭一(drums)、四家卯大(cello)、沖祥子(violin)の出演も発表となっている。
現在、7組のキュレーターによって牡鹿半島や石巻市街地の7エリアでアート作品展示の準備が進むなか、第2弾参加アーティストが発表となった。今年のテーマ「いのちのてざわり」に思いを馳せ、様々なアーティストによる作品の数々が各エリアに展示される。
「転がる、詩」のチケット先行受付は、6月5日より各プレイガイドでスタートしている。
小林武史 コメント
言葉と旋律、場、その汽水域
アートからの視点で捉えると、日本の音楽、歌の中で最もオリジナルなものは、歌詞、言葉ではないだろうか。
この数十年、歌唱や演奏表現を通して、歌が文学的な役割を果たしてきたことも含めながら、言葉と旋律の美しくも、時には毒をも持ち合わせた多彩なタペストリーを、Reborn-Artの中心地である石巻市でお届けしようと思う。刺激的な演出やグルーヴ感のあるビートは抑え気味になるだろうが、本来のアーティスティックな楽曲、名曲の数々にどっぷりと浸ってもらえる、そんな二夜のコンサートにしたい。
平成の中でも忘れられぬ事として東日本大震災があるが、そこから新しい年号の序章のような時期に、様々な時代に思いを馳せながら、希望を託しながら、紡いでいきたい。