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ジェニーハイのフリーライブに六本木ヒルズアリーナが熱狂、アイナ・ジ・エンド(BiSH)とのコラボ曲を初披露 千鳥ノブも登場

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ジェニーハイ フリーライブ Photo by 井出康郎
ジェニーハイ フリーライブ Photo by 井出康郎

11月27日、ジェニーハイがファーストフルアルバム「ジェニーハイストーリー」のリリースを記念したフリーライブを六本木ヒルズアリーナで開催した。

都内でのライブは5月に出演した「METROCK 2019」以来という貴重な機会に、当日配布された整理券を手に入れたオーディエンス1500人と入りきれなかった観客あわせて3000人がぎっしりと会場を埋め尽くした。

開演予定の19時を過ぎると、アーティスト写真が映ったステージ後方のスクリーンがカウントダウンに切り替わり、「0!」とともに各メンバーのシルエットが映し出され、大歓声が沸き起こる。「ジェニーハイのテーマ」のイントロが始まり、手拍子が起こる中、ヘッドセットをつけた川谷絵音、新垣隆、くっきー!、中嶋イッキュウ、小籔千豊が順番にラップをしながら姿を現し、ドロップの部分では全員でステップを踏むという、何ともらしいオープニングだ。

「ジェニーハイのテーマ」のラストで新垣を中心にポーズを決めると、先日念願の初出演を果たした「ミュージックステーション」で、出演者に配られるティッシュを見せつつ、「ジェニーハイラプソディー」へ。曲中の「ゴーストライター!」の部分を会場全体で叫び、サビでは揃いの振り付けで踊ると、一緒に踊るオーディエンスも多数見受けられた。

ここでそれぞれ楽器を手にし、イッキュウが「ジェニーハイです。お越し下さってありがとうございます。楽しんで行きましょう!」と挨拶。くっきー!が「今日は六本木揺らそうぜ!」と煽って始まった「ランデブーに逃避行」では、軽快な曲調に客席からたくさんの手が上がる。リズム隊の小薮とくっきー!は「お笑い芸人がやってるバンド」というイメージを裏切る安定感のあるプレイでバンドを支え、「グータラ節」では川谷のシャープなカッティングも交えて、グルーヴを生み出していた。

間奏で新垣のソロをフィーチャーした「片目で異常に恋してる」、サビでくっきー!が飛び跳ねながらベースを弾いた「シャミナミ」を終えると、川谷が「本日「ジェニーハイストーリー」発売日です。ありがとうございます!」と感謝を伝え、ゲストとして紹介されたBiSHのアイナ・ジ・エンドがステージ後方から登場し、再び大歓声。コラボへの期待値の高さを伺わせる。

川谷が「誰かとコラボしたいと思ったときに、ツインボーカルで、女子でって考えると、アイナちゃんしかいないなって。まだ公開されてないけど、ミュージックビデオも撮りました」と話し、イッキュウが「新たなジェニーハイの一面を見せられると思うので、楽しみにしててください」と伝えると……ここで突然、BiSHファンとして知られる千鳥ノブが登場!「普通に観に来たら、P(川谷)が出ろって」と不満をこぼすも、川谷が「アイナちゃんが出ることが決まってから連絡が来た」と明かすと、「当たり前じゃ!」と逆ギレし、場内は笑いに包まれた。

ノブの曲振りから始まり、初披露された「不便な可愛げ」では、アイナがハスキーな歌声を響かせ、イッキュウとのツインボーカルでオーディエンスを魅了。ジェニーハイがさらに拡張して行くであろう可能性を十分に感じさせると、アイナとノブも交えての記念撮影でにぎやかにライブが締め括られた。

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