ZARD 30周年企画、8cmシングル30タイトルを一挙12cmマキシ化 ツアー映像上映やシンフォニックコンサートも
ZARDの2021年2月10日のデビュー30周年を前に、来年2020年から“ZARD 30周年YEAR”がスタートし、様々な記念企画が実施される。
まず、「負けないで」「揺れる想い」「マイ フレンド」いった8cmシングルで発表されていた大ヒットシングルが12cmマキシシングルとして登場。デビュー日である2月10日に、30タイトルが一挙リリースされる。
「8cmシングルが再生できない」「CDショップで置きにくい」といった理由で、かねてから熱望されていたマキシシングル化だが、期せずして8cmシングルが30タイトルということもあり、30周年YEAR記念企画として実現することとなった。マキシサイズになったジャケット、最新デジタルリマスタリングによる聴き心地にも注目だ。
そして、2004年に敢行されたZARD初にして唯一の全国ライブツアー「What a beautiful moment Tour」のDVD映像を、最新技術でフルHD化。高画質の美しいライブ映像が、2月10日から4月にかけて、47都道府県の映画館で順次上映される。
これまで、ZARDのイベントは東京、大阪をはじめとした大都市での開催が多く、“なかなか参加出来ない”という地方のファンの声を受けて、全都道府県での開催が決定した。映画館の大型スクリーン、最高の音響環境でZARDのライブを体感できる貴重な機会になる。
また、1991年のデビュー以来初となるシンフォニックコンサートが、数々のアーティストのシンフォニックコンサートを手掛けるbillboard classicsで、5月2日、3日に東京・上野の東京文化会館、6月13日に兵庫・西宮の兵庫県立芸術文化センターで開催される。坂井泉水のボーカルと日本センチュリー交響楽団の演奏による美しいハーモニーは必聴だ。
今年10月の「名探偵コナンコンサート」で、名探偵コナンのテーマソングとなった3曲(「少女の頃に戻ったみたいに」「夏を待つセイル(帆)のように」「翼を広げて」)がシンフォニックアレンジで披露されているが、ZARD単独初となる今回のシンフォニックコンサートでは、「負けないで」「揺れる想い」といった名曲たちもシンフォニックアレンジされる。オーケストラと坂井泉水のボーカルの共演で、新たな楽曲の魅力に気付かされるに違いない。