マライア・キャリー「恋人たちのクリスマス」全米シングル・チャート初の1位、ホリデー・ソングの同チャート首位獲得は史上初
マライア・キャリーの大ヒット曲「恋人たちのクリスマス」が、発売から25年を経て全米シングル・チャート初の1位を獲得した。
発売から1位になるまで最も時間のかかった楽曲であり、同チャートでホリデー・ソングがチャート首位を獲得するのは史上初。これによりマライアは全米シングル・チャート1位獲得数が19曲となり、ソロ・アーティストとしては最多記録を達成した。
また最も1位を獲得したバンドを含むアーティストでは2位にランクイン(1位はザ・ビートルズで、2位はエルヴィス・プレスリーとマライアが同列)。また女性のシンガー・ソングライター及び女性のプロデューサーとして最も1位を獲得したアーティストとなった。
マライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」は毎年冬になると日本を含め世界中の街中を彩る黄金ソングで、ホリデー・ソングとして全米シングル・チャート最高位を獲得した楽曲として今年3度目のギネス登録の認定が発表されたばかり。
世界中ではもちろん、ここ日本でも’94年秋に放映され大反響を呼んだTVドラマ「29歳のクリスマス」の主題歌に採用され280万枚の大ヒットを記録。同曲を収録した’98年発売のベスト・アルバム「#1’s」(邦題:The Ones)は日本国内だけで360万枚という“洋楽史上最多セールス”を記録し、その記録は未だ誰にもやぶられていないという文字通り“洋楽No.1女性アーティスト”として君臨し続けている。
また先日「恋人たちのクリスマス」発売25周年を記念して96年初来日公演のライヴ映像がYouTubeで初公開され、赤いミニワンピースを身に纏った当時25歳の初々しいマライアが日本のファンへ「サンキュー、トウキョウ!」といった呼びかけほか、楽曲の最後に「サヨナラ」というワードを歌に盛り込むというアレンジを披露している貴重なライヴ映像として話題となっている。