『スター・ウォーズ』最後のワールドプレミアにマーク・ハミル、スティーブン・スピルバーグら集結 Hey! Say! JUMP中島裕翔の参加も

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12月16日(月)(日本時間12月17日)、ロサンゼルスのハリウッドで『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のワールドプレミアが開催。デイジー・リドリー、ジョン・ボイエガらキャストやメガホンをとったJ.J.エイブラムス監督らが登壇した。

『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は、1977年公開の『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』から42年にわたって続いてきた『スター・ウォーズ』シリーズの最新作。エピソード9にあたる本作では、J.J.エイブラムスが監督・脚本を務め、これまで描かれてきたスカイウォーカー家の物語の最後が描かれる。

ワールドプレミアには、全世界から取材陣が集結。イベント開始前からファンたちの熱い熱気に包まれており、キャストやスタッフ陣がレッドカーペットに姿を現すたびに大きな歓声が巻き起こった。盛り上がりを見せる会場の中で、ルーク・スカイウォーカーを演じたマーク・ハミル、ハン・ソロを演じたハリソン・フォード、C-3PO を演じたアンソニー・ダニエルズ、ランド・カルリジアンを演じたビリー・ディー・ウィリアムズ、暗黒卿パルパティーンを演じたイアン・マクダーミドらが登場すると、キャスト陣も驚くほどの盛り上がりを見せる。

そのほか、スティーブン・スピルバーグ監督、脚本家のローレンス・カスダン氏(『ep5』、『ep6』、『フォースの覚醒』)、ジョン・ファヴロー監督(『アイアンマン』『ライオン・キング』)らも続々と来場。作曲家ジョン・ウィリアムズも姿を現し、ファンを大いに沸かせた。

また、日本からは『フォースの覚醒』からシリーズを取材し続けているHey! Say! JUMP の中島裕翔もカーペットゲストとして来場。全世界から集まった熱いファンと共に、ワールドプレミアに参加した喜びをあらわにしていた。

登壇したキャスト陣とJ.J.エイブラムス監督のコメントは以下のとおり。

 

マーク・ハミル(ルーク・スカイウォーカー 役)

「スター・ウォーズ」はいつまでも私を驚かせ続けてくれます。シリーズ全ての映画の本質はどこまでも続くもので止まることはない。なによりファンが最高です。 どんなに感謝してもしきれるものじゃありません。 彼らは単なるファンじゃなく、もっと家族というものに近い存在なんだ。ファンの方々がいなければ、いま私たちはここにはいないでしょうね。(そんなファンへこれから)「さよなら」を言うって…(泣きまねで会場の笑いを誘う) 「スター・ウォーズ」の映画には希望がある。これらの映画が語っているのは、自分に嘘をつかず、自分を信じて、自分だけのためでなく、自分の周りの人々のために行動をすれば勝利を手に入れることができるということ。これはおとぎ話なんです。

ただその舞台が宇宙だったんだ。

 

アンソニー・ダニエルズ(C-3PO 役)

銀河で一番大きなパーティーに参加するなんて、とても素敵なことです。誰もがどんなふうに物語が終わるのか興味津々。物語は完結に向かいます。物語で「やった、それってよかった!」と思える瞬間を持たないといけない。そうすれば、また初めに戻って、もう一度見られるでしょ。

撮影セットの最終日はもちろん少し悲しいと感じました。すばらしいクルーも、すばらしいキャストも、すばらしい監督も、すばらしい脚本家も後にして去らなければいけなかった。すばらしい C-3PO もね。

ジョージ・ルーカスの行ったすばらしいことのひとつは、この「スター・ウォーズ」をみんなの「砂場」のようなものにしたこと。人々もそれを受け入れて、三世代にもわたって、この「砂場」で遊び、物語を作り、衣装を作り出し、ダークサイドだろうがライトサイドだろうが喜びを共有してきたことです。映画には、みんなのための何かが、誰かがいつもそこにあるのです。

 

デイジー・リドリー(レイ 役)

これから、世界中に映画が公開されるのよね、というワクワク感がすごいの。

ちょっと前から周りの人たちが「終わってしまうのはどんな感じ」「終わってしまうのよね」って私に言ってくるようになって。それが頭の中から“終わり”が離れなくなってしまって、私は悲しくて酷いくらい感情的に「うえええーーん」という感じで泣いてしまったの。人々にはこの作品を観てもらいたいけれど、終わってしまうというのは、とても不思議な感じがします。

レイというキャラクターを演じていて、(ライトサイド or ダークサイド)どちらのサイドに着くとしても、その一部になりたいと思わせてくれるし、もし観客とし観てもその物語の一部になって楽しめる。「スター・ウォーズ」は誰が観ても楽しめる普遍的なストーリーがあると思うの。

 

アダム・ドライバー(カイロ・レン 役)

「スター・ウォーズ」がこんなに長い間、愛されてきたのはキャラクターがあるからなんだと思います。彼らを囲む、壮大な背景、それはデザイン的にもとても美しいものですし、物語の本質的なものも普遍的なテーマを扱っています。 小さな町に閉じ込められていると感じていたルーク・スカイウォーカーには何か大きな事に巻き込まれる運命が待っていて、その小さな町から抜け出し、そこに立ち向かう必要があった。そして物語は、彼の家族について語り、その家族からは誰も逃れられず、物語はその全てと家族との関わりを描くのです。逃れられないと感じられる運命、そして変えてしまいたいと思う宿命、そしてそこにある大きなテーマ、それらすべてがこの物語を時代とともにある存在にしていると思います。

 

J.J.エイブラムス監督

ついにここまで来て、とても楽しい気分になっています。観客が早く映画を見てくれることが待ちきれませんね。

すべてをまとめ上げなくてはいけないと、これまでにない難しい注文でしたが、その上であの伝説のビリー・ディー・ウィリアムズを含むすばらしいキャストとも仕事ができ、とても楽しいチャレンジでしたよ。

『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は12月20日(金)全国公開。

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