上妻宏光 2020年ソロデビュー20周年イヤー突入、“伝統と革新”をテーマに2作同時発売
“伝統と革新”をテーマに活動してきた、三味線奏者 上妻宏光が2020年にソロデビュー20周年を迎える。
来年3月4日には、矢野顕子と上妻宏光との新ユニット“やのとあがつま”の民謡を革新的に表現したデビューアルバム「Asteroid and Butterfly」のリリースが決定しているが、同日に上妻宏光の原点である津軽五大民謡を中心とした“伝統的側面”を体現したソロデビュー20周年記念アルバムの発売も決定した。
今作は、ゲスト陣に澤田流家元の澤田勝秋を迎え「津軽じょんから節」変奏曲を掛合いでの披露や本條流家元、本條秀太郎と共演、ハイヤ節の変遷を巡る「南風」(はいや)を収録、民謡歌手 長谷川勝枝(唄)、二代目 成田雲竹女(太鼓)ら、民謡界の重鎮をゲストに招き、三味線一丁で魅せる上妻流津軽民謡の決定盤といえる。
また、ソロデビュー20周年の公演は、北京天橋芸術センター劇場よりスタート!公演を行う相約北京(Meet In Beijing)フェスティバルは、2000年から始まった、中国文化部、北京市政府、国家映画放送総局、中国対外演出会社と北京市文化局が共同主催による大規模フェスティバルで、これまで19回開催され、世界各地のアーティストが参加している。上妻宏光は津軽民謡の代表曲「津軽じょんから節」や、JazzやEDMなどジャンルを超えたオリジナル作品など、これまで “伝統と革新”をテーマに歩んできた音楽の成果を披露する予定だ。
その他、“やのとあがつま”のデビューアルバム「Asteroid and Butterfly」発売記念ツアーやARBAKI ROCK FES.20への出演も決定している。ソロデビュー20周年イヤーは、自身の全国ツアーも予定している。