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吉川晃司、最新ドキュメンタリー「その男、職業 吉川晃司。」12/28放送

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「その男、職業 吉川晃司。」
「その男、職業 吉川晃司。」

吉川晃司の最新ドキュメンタリー「その男、職業 吉川晃司。」がWOWOWで12月28日 20:00より放送される。

1984年、当時18歳だった吉川晃司は映画主演とその主題歌シングルリリースという破格のデビューを果たし、一躍スターダムにのし上がった。あれから35年、今年彼は54歳になった。歌手として俳優として、彼は長きにわたり独自の道を進んできた。しかし、彼が選んだ道は幾多の困難を伴う孤高の道のりだった。それでも信念を貫き破壊と創造を繰り返しながら、いつしか彼は唯一無二の立ち位置を確立した。

全ての楽曲に生き様が刻まれ、ステージを通じて深化していく音楽活動。映画や舞台やドラマで、演技を超えて役柄に自らの生の滴を注ぎ込む俳優活動。昭和から平成そして令和へと時代が変遷しても、彼の活動の軌跡は輝きを増し、その存在感は大きくなる一方だ。そして、表現方法やジャンルを超えて自らを体現する彼を、いつしか人は“職業 吉川晃司”と呼ぶようになった。

20年前から吉川と交流を持ち彼の活動のターニングポイントでドキュメンタリー映像を記録してきた映画監督・小松莊一良は、デビュー35周年アニバーサリーイヤーとなる2019年、春夏秋冬を通じて吉川に肉薄。日常に寄り添い問いかけることで、彼の細かい仕草や肉声のひとつひとつを拾い上げ丁寧に紡ぎ上げた。小松はこの番組で吉川の佇まいや所作、発する言葉を通じて、彼の心の輪郭を描こうと試みる。

それゆえ、この番組にはナレーションが入っておらず、余計な脚色も一切無い。骨太のまま剥き出しになった姿の先に、“吉川晃司”が浮かび上がる。

今でも1年に300日はプールに入り年間1,000km以上は泳ぐという吉川。鍛錬を欠かさず、食生活にも気を遣う姿にはストイックという言葉では収まり切らない彼の信念、志が伝わってくる。自らを「ヒーローになれなかった男」と語る吉川が貫いてきた日々の戦いには、日常を懸命に生きる我々ひとりひとりの人生にどこかオーバーラップする部分がある。葛藤や不安。憤りや挫折。大切な仲間との別れもあった。しかし、それでも立ち上がって来た吉川の歴史。

35年間の足跡が一本の太い道となったと言っても過言ではない現在、彼を支持する者がまた増えているのは必然かもしれない。彼の作品や言葉、もっと言えば存在そのものに勇気付けられ、自分自身の人生の糧としているのだろう。

この番組を通じてそれぞれの答えをみつけるのは、我々ひとりひとりだ。令和という時代を共に創り上げる誰しもにとって、必見のドキュメンタリーとなる。

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