天才POP職人 マイク・ヴァイオラのベスト盤に漫画家・浦沢直樹がミュージシャンとして参加

天才POP職人 マイク・ヴァイオラの日本独自企画ベスト・アルバムが2020年1月22日発売となる。

その「ザ・ベスト・オブ・マイク・ヴァイオラ」にマイク・ヴァイオラと漫画家の浦沢直樹、放送作家の倉本美津留、LA在住のミュージシャンHedayとのニュー・プロジェクト「MONAKA」のスペシャルな楽曲がボーナス・トラックとして収録されることが決定した。

「MONAKA」の本邦初公開となる音源のタイトルは「悲しきLA天国」。ドラムには伝説のジム・ケルトナー（ジョン・レノン、ジョージ・ハリスン、ローリング・ストーンズ、エリック・クラプトン、ボブ・ディラン他数々のセッションに参加）も参加している。

浦沢直樹氏はレコーディングに至ったいきさつをこう語っている。

「何か一緒に作らないかという話になり、僕がざっくりとした曲のデモを作り、メールで送ったところ、マイクがそれを元にすぐに曲として完成させて、LAに来てこれをレコーディングしないか？ということになり、なんとジム・ケルトナーが叩いてくれる！となって、LAに飛んで行ったんです」

また、この「悲しきLA天国」の録音時の思い出をこう語っている。

「マイクとはそのときに初めて知り合い、レコーディングを通して親しくなりました。レコーディングの場ということもあり、マイクは次から次へとアイデアを出し、まさに才気走った感じでした。頭の中のポップワールドが全開になっている感じでしたね。どんどんアイデアを出して作られるリフなどを弾くのに精一杯でしたが、僕も一生懸命ギターでついて行きました。そのギターをマイクがワイルドでいい！と採用してくれたのは、嬉しかったです」。

このMONAKAの「悲しきLA天国」は現時点では1月22日発売「ザ・ベスト・オブ・マイク・ヴァイオラ」でのみ聴くことができる。

天才ポップ職人が紡ぎだす”ポップの魔法“に包まれた極上のメロディーとハーモニー、煌めく名曲の数々を集大成した日本だけのベスト・アルバムには、マイクの原点ともいえるトム・ハンクス監督、リヴ・タイラー主演映画『すべてをあなたに（That Thing You Do）』同名主題歌も収録。

その後のバンド・キャンディ・ブッチャーズ時代からソロまで。過去20年間の彼のアルバムの中からメロディアス＆ポップな楽曲をピックアップ。さらに現時点での彼の最新録音まで、名曲がぎっしり詰まった日本のファンのために作られた日本のみのベスト盤。

未発表曲「エヴリシングズ・グレイト」やスペシャルな2曲のボーナス・トラック含むCD収録時間ぎりぎりまで詰め込んだ全23曲を収録。このベスト盤の冒頭の3曲を聴いてもらえば、マイク・ヴァイオラのエルヴィス・コステロに似た歌声と、BeatleDNA直系の良質なポップ・センスを感じ取れる。

マイク・ヴァイオラに彼自身の作品を一言で言うと？という質問を投げかけてみたところ、こう答えている。

「もしビーチ・ボーイズの「サンフラワー」とポール・マッカートニーの「ラム」が好きだったら、気に入ってもらえると思うよ」（マイク・ヴァイオラ）