須田景凪、完全招待制ライブで渋谷の街と連動した5G演出含むスペシャルライブ披露
須田景凪が1月25日、東京・LINE CUBE SHIBUYAにて、uP!!!ライブパス会員、auスマートパスプレミアム会員の中から限定1800名招待のライブ「uP!!!NEXT 須田景凪~晩翠~ powered by au 5G」を開催。当日のライブレポートが到着した。
ライブレポート
須田景凪が1月25日、LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)にて、エンタメサービス「uP!!!」が企画する完全招待制ライブ「uP!!!NEXT 須田景凪~晩翠~ powered by au 5G」を行なった。昨年7月、ツアー「須田景凪 TOUR 2019 “teeter”」追加公演として自身最大キャパの中野サンプラザホール公演を即完させていた須田だが、完全招待制ライブでのホール公演に加え最新のテクノロジーと連動した新しい試みとなった。
オープニングは深遠なる雰囲気のSEからイントロそのままに「couch」からスタート。続けて、アボガド6制作のアニメーション映像を背景に携えアッパーな「veil」、神々しい照明とシンクロする「Dolly」、バルーン名義で発表され大ヒットとなった「シャルル」という人気曲を立て続けに披露。一気に最高潮となる超満員のオーディエンスたち。
MCでは「はじめましての人も多いと思いますが最後まで楽しんでください」と挨拶。雨によるCG映像が印象的な「Cambell」、続けて「青嵐」では驚きのテクノロジーを駆使した画期的演出でプレイ。会場と東京・渋谷モディ(丸井が経営するエンクローズド・ショッピングモール)1Fの「au SHIBUYA MODI」をauの第5世代移動通信システム5Gでつなぎ、ステージ演出に参加できる連動施策も行われた。モディ前のユーザーが持つスマホのリアルタイムな動きをデータ化して会場で投影されるCG映像とシンクロするかつてないインタラクティヴ演出だ。今回、完全招待制でベスト選曲なライブかと思えば、新しい須田景凪の世界観に触れられたステージとなった。
そんな新たな試みの感想を「皆さん1人ひとりがいてくれなかったらこんな開けたライブはできなかったと思うので、ありがとうございました。」と語り、続けて映画『ニノ国』主題歌となったR&Bセンスあるグルーヴィーな人気チューン「MOIL」でも同じくテクノロジーを駆使した5G演出を展開。この模様は、渋谷モディ壁面大型ビジョンへ生中継された。勢いそのままに、本編ラストではカラフルな開放感に溢れる「パレイドリア」をソリッドかつグルーヴィーなプレイで魅了してくれた。
アンコールでは「一瞬でしたね。」と、今日の全10曲となるスペシャルライブの感想を語り、ツアー中のエピソードとして「名古屋や大阪ではライブ後にメンバーで集まって、お酒ではなくアイスを食べながら(バンド)メンバーと盛り上がった」と、笑いを誘った。ラストは、前日1月24日にリリースしたフジテレビ系ドラマ「アライブ がん専門医のカルテ」主題歌となった最新シングル「はるどなり」を初披露。新境地となる壮大かつビビッドな世界観を醸し出す、聴く人すべての痛みに寄り添うエモーショナルなバラードを解き放った。2月29日からは全国ツアー「須田景凪 TOUR 2020 はるどなり」もスタートする。2020年、さらなる活躍に期待したい。
テキスト:ふくりゅう(音楽コンシェルジュ)
セットリスト
1.SE~couch
2.veil
3.Dolly
4.シャルル
-MC-
5.Cambell
6.青嵐(5G演出)
7.語るに落ちる
-MC-
8.MOIL(5G演出)
9.パレイドリア
-MC-
EN.はるどなり