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倖田來未、人気バラード曲「Moon Crying」がショートフィルム化

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倖田來未
倖田來未

だれもが知る日本を代表するアーティストの名曲を題材に、新進気鋭の動画クリエイター・監督や出演陣が新たなストーリーのショートフィルムを制作するチャンネル「Music Memories Chanel 」の第1弾として、倖田來未の人気バラード曲「Moon Crying」の新作ショートフィルムを公開した。

2008年リリース以来、愛されてきた名バラードを、数々の映画、ドラマ、CMなどを手掛ける小笹竜馬監督が楽曲から得たインスピレーションをもとに新たなストーリーを書き、映像化。2人の男女の恋の始まりと終わりを、繊細な心の動きを楽曲の世界観とともに描き出した。

「Moon Crying」は、2008年リリースの倖田來未の40作目のシングル「MOON」の収録曲。ABC・テレビ朝日系ドラマ「パズル」の主題歌であり、倖田來未を代表するバラードナンバー。原作のPromotion Videoもドラマ仕立てで製作されており当時話題となった。

倖田來未は3月11日にライブ映像作品「KODA KUMI LIVE TOUR 2019 re(LIVE)」をリリースする。過去のツアー「Black Cherry」(2007年)、「JAPONESQUE」(2013年)を再現したリバイバル公演として大きな話題を集めたライブは、「QUEEN OF LIVE」の称号に違わぬ、エネルギッシュなステージが収録されている。20周年イヤーを迎える2020年の倖田來未の活躍からも目が離せない。

小笹竜馬監督コメント

今回、倖田來未さんの「Moon Crying」をショートフィルム化するにあたり、監督という形で携われて、とても光栄に思っています。

倖田さんの曲の歌詞の世界観はどれも親和性が高く、多くの人に共感を与えています。僕が、この曲を改めて聞いたときに思い浮かんだ情景は、月が空の上で優しく見守っている世界でした。

このフィルムでは、そんな世界に生きる平凡すぎる2人の恋の始まりと終わりを優しく描きました。2人の恋は「なんとなく好きになって、なんとなく別れてしまう。」そんな恋です。その”なんとなく”って意外と思い出に残っていたりするんですよね。例えば、互いの成長速度に差が出てきたり、一時の気持ちでなんとなく別れを切り出してしまったり。それでいて、発した言葉は落ち葉のようにどんどんと遠くにいってしまうから、流れに身を任せてしまうとか。このフィルムでも、素直になれない2人は離れることで、ようやく互いの存在を認め合うことができたのかなと思います。

今回、劇中の2人の関係性をチューニングする方法として、自分の恋愛観と人の恋愛観を中和させて個性を出すことを大事にしながら撮影に臨みました。ステレオタイプな恋愛かもしれないけれど、2人なりの恋愛が描けたと思います。

最近、早朝の空に控えめに光る月を見ると、「あの2人は元気かな?」と気になってしまいます。皆さんにも、そんな気持ちになってもらえたら嬉しいです。そして、このフィルムの視聴後は、目を瞑ってこの曲を聞いてみてください。また違った物語が出てくるかもしれません。

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