BiS 初の全国ツアーが超満員のLIQUIDROOMで終幕、新たな全国ツアー開催も
BiSが、2月3日に全国ツアー「”LIVE DAM Ai”presents STAND BY BiS」のファイナル公演を東京・LIQUIDROOMで開催し、全23曲の熱いパフォーマンスで超満員の会場を魅了し、初の全国ツアーを大熱狂のライブで締めた。
第3期BiS初の全国ツアーとして、全国9カ所を駆け抜けてきた集大成を目に焼き付けようと多くの研究員が東京・LIQUIDROOMに集結した。
ステージには紗幕が下され、これから起こることへの期待感を煽られた研究員の異常な熱気が会場に立ち込めた。
開演時間を少し押したところで紗幕に、LIQUIDROOMの楽屋の様子が映し出される。
開演1分前を告げられ、楽屋からステージに向かうBiSメンバーの生の様子が映されるとライブスタートへ向け高まる興奮から会場からは歓声が上がる。
舞台袖でBiSが円陣を組み、ステージに向かうと、ついにBiSメンバーの姿が紗幕の向こうに現れる。
大歓声が起こり、メンバーがポージングを決め、会場を煽ると、研究員のボルテージは最高潮に達し、その瞬間に紗幕が落ちる。
すると、そこは無人のステージだった。
これは、映像作家・山田健人によるライブ演出で、突然の演出に驚きを隠せない研究員をよそにリアルのBiSメンバーが何事もなかったかのようにステージに登場する。
「わたしたち新生アイドル研究会BiSです。」と挨拶をすると「LET’S GO どうも」からツアーファイナルがスタートした。
続けて、新アルバム「LOOKiE」から「FOOL PROOF」「KiSS MY ASS」を勢いのままパフォーマンス。メンバーの自己紹介を挟み、メンバーの雄叫びから始まる「TRAP」では会場を早速熱狂のダンスフロアへと変貌させる。
ここから新曲と既存曲を織り交ぜたセットリストで会場の研究員を揺さぶり続け、「LAUGH AT ME」では、本公演唯一のミディアムナンバーで研究員の涙腺をぶち壊し、「FUCKiNG OUT」では、特殊効果の白煙が噴出され、研究員の理性を崩壊させるなど、フロアは狂気の渦に巻き込まれていく。
ここで、ショートMCを挟み、トギーが「LIQUIDROOMに、BiSが、来たぞー!」と研究員を煽る。
ここから、メジャーデビューアルバム「Brand-new idol Society」の楽曲を中心に5曲連続で披露し、現在までに積み重ねた経験をパフォーマンスに反映させ、デビュー半年足らずのグループとは思えないライブ巧者振りを見せつける。
続いてのMCでは、トギーが神妙に「BiSは、半年間活動してきて、たくさんの選択を迫られることがあって、その選択が間違ってきたこともあるかもしれないけど、こうやってBiSとして活動してきて色々な人と関わってきて、一つわかったのは、選択を間違ったとしても、あとから間違えてなかったとすればいいと気がつきました。私たちは、間違うことはあっても間違えてないことにしていきます。」と恐らく言いたかった表現とは異なるだろう言葉に会場からは笑い声も起こったが、トギーのキャラクターに癒されつつ、次の楽曲に移っていく。「SPiLLED MiLK」では、癒しの空気を一変させ、エモーショナルに歌い上げる。
続く「LOVELY LOVELY」では、超満員の研究員とともに印象的な”猫”の振りを行い、会場内は、ラブリーでハッピーな雰囲気に包まれる。
この空気を切り裂くように、MVが公開されたばかりの「STUPiD」が投下され、フロアは、再び大熱狂のダンスフロアと化した。
続いて「FOR ME」「テレフォン」とアッパーなキラーチューンでダンスフロアの盛り上がりは限界点を超え、熱狂のその先へと突入していく。
最後は、”ラジオ体操→ヘドバン→スクワット”というフリ付けで体を酷使する「thousand crickets」で超満員の研究員とともに肉体に鞭を打ちつつ、本編は終了した。
鳴り止まぬアンコールコールの中、BiSメンバーがステージに現れるとイトー・ムセンシティ部が、新全国ツアーの開催を発表した後に、メンバーがそれぞれ語り出す。
イトー・ムセンシティ部は「BiSに入ってから、自分の変化を感じます。ち、ち⚪︎こ!」と今まで恥ずかしくて口に言うことのできなかった”ち⚪︎こ”を言えるまでに成長した姿を見せた。続けて「みんなのBiSに対する想いや気持ちをを大切にして全部守っていきたいと思いました。そう思えるこの場所にこれからも立たせてください。」と語った。
ネオ・トゥリーズは「声がかすれたり、足を怪我してしまったりして、自分で自分を追い詰めて、歌うことすら嫌いになってしまいそうになることもありました。ただ、そんな時でも学べたこともあるし、変われた自分もいます。自分が好きな場所で好きなことをしているので、自分に負けないで、BiSが皆さんの生きる希望や支えになれるように頑張ります。もっともっと努力して、もっと多くの人に感動を与えられるようなステージに立ちます。」と話した。
チャントモンキーは「私は最近でもBiSになっていなかったらどうなっていたんだろうと考えることがあります。家族とか友達を大切にして真面目に生きていきました。ずっと大切にしてきたのに自分がBiSになることで自分から捨ててしまったことを後悔してました。でも、BiSになって活動していくにつれて、寂しさはあっても後悔はなくなりました。それは、BiSに夢中になっているからだと思います。選択した先でどう生きるかが大切なんだって思ってます。私は歌も歌詞もできないけど、素敵な曲を届けられることは奇跡なんだと思います。だから、BiSを選んだことを後悔しないように、真剣にBiSと向き合っていきたいと思います。」と話し、トギーは「私は、いつも前向きに生きてきて、それはBiSになってからも変わっていなくて、どんなに辛いことがあっても、これはBiSのためになるからと思って諦めないでやってきました。休みがあってもBiSのことばっか考えちゃうし、毎日BiSのことを考えてて、本当にBiSのことが好きなんだなと思ってます。私は、武道館に立ちたいです。そして、横浜アリーナにも立ちたいです。毎日乗り越えなきゃいけないこととか理想に追いつけていないけど、私は前だけを見て走り続けます。3期BiSは武道館に立ちます。これからもよろしくお願いします。」と未来への決意を語った。
グループ結成から約半年という期間の中で募った想いを研究員と共有し、BiSの新たな代表曲になるだろう「BASKET BOX」のパフォーマンスに突入した。
トギーが放った”日本武道館”への道が拓いていくかのように「BASKET BOX」は会場に鳴り響いた。研究員とともに創り上げた空間は、まさに伝説の幕開けに相応しい景色となった。
最後は、BiSの始まりの楽曲である「BiS-どうやらゾンビのおでまし-」で感動的なフィナーレを迎え、第3期BiSの初の全国ツアーは華々しく幕を下ろした。
ツアーファイナルは、BiSの大躍進を確信せざるを得ない全身からメンバーの熱い想いが吹き出すようなパフォーマンスで全ての人を魅了してみせた。
写真:sotobayashi kenta
セットリスト
1.LET’S GO どうも
2.FOOL PROOF
3.KiSS MY ASS
4.TRAP
5.SURRENDER
6.LAUGH AT ME
7.1,2,3!!!
8.FUCKiNG OUT
9.DEAD or A LiME
10.BiS3
11.teacher teacher teacher
12.少年の歌
13.this is not a love song
14.absolutely meeeeee!!
15.SPiLLED MiLK
16.kAsAbutA
17.LOVELY LOVELY
18.STUPiD
19.FOR ME
20.テレフォン
21.thousand crickets
EN1.BASKET BOX
EN2.BiS-どうやらゾンビのおでまし-
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