ライ・クーダーによる短篇小説を柴田元幸訳にて掲載『MONKEY Vol.20』2/15発売

柴田元幸責任編集の文芸誌『MONKEY Vol.20』(定価1,200円+税)がスイッチ・パブリッシングより2月15日に発売される。
今号は「探偵の一ダース」と題し11名の豪華作家陣による「探偵」をテーマとした作品の特集。
「猿はズルいので11作品」とするMONKEY名物企画「猿の一ダース」シリーズは、今号で早くも5回目。ここ数年、国内外で「シャーロック・ホームズ」の度重なる映像化が注目を集める中、今年はアーサー・コナン・ドイル没後90年を迎えます。そのドイルの「ホームズ」シリーズより短篇「青いザクロ石の冒険」(The Adventure of the Blue Carbuncle)を柴田元幸が新訳。
さらに柴崎友香、円城塔、片岡義男、西川美和、大竹伸朗、山村浩二、バリー・ユアグローら豪華11名の作家陣が「探偵」をテーマとした作品を書き下ろし。
さらに世界的ギタリスト、ライ・クーダーが作家として2011年に出版した処女短篇集『Los Angeles Stories』より「みんな仕事の一部 1940年」を柴田訳にて特別掲載する。
そして「ホームズの言葉」をテーマとした言語学者・西村義樹と柴田による特別対談を掲載。さらにイッセー尾形によるシェイクスピア「ベニスの商人」のカバー作品「クォーター・シャイロック」70枚一挙掲載に加え、古川日出男、川上弘美、岸本佐知子といった豪華連載陣にも注目だ。今号の表紙は和田誠が描いた31匹の猿のイラストレーションを用いた20号特別版となっている。
なお、スイッチオンライン限定で表紙のポストカードをプレゼントされる。
広告・取材掲載