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相川七瀬、バースデーライブが今年も盛況 宇崎竜童も降臨

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相川七瀬 LIVE TOUR 2020「forbidden」ファイナル公演
相川七瀬 LIVE TOUR 2020「forbidden」ファイナル公演

相川七瀬のLIVE TOUR 2020「forbidden」ファイナル公演が東京・渋谷 にて開催された。彼女のバースデーを祝うかたちで毎年2月16日に開催されているもので、今年も大勢のファンがお祝いに集まった。

LIVEはミディアムバラード「Lovin’ You」からスタート。「僕らのEndless Dream」と続きテンポアップするが、ここで「23歳になりました(笑)」というお約束のセリフで一気に会場を和ませる。続いて杏里のカバーで「オリビアを聴きながら」をしっとりと披露。JUJUの「やさしさで溢れるように」をでは、闘病する親友とのエピソードに触れ「今日よりも明日へと進んでいけるように、懸命に頑張る彼女に恥じない日々を送りたい。夢を持って生きていきましょう」と強いメッセージを添える。そこからはチェッカーズ「夜明けのブレス」や中森明菜「飾りじゃないのよ涙は」「DESIRE」など様々なカバーソングが続き、まさかのカバーライブのような攻めたセットリストに驚かされる。

アンコールはポケモンの楽曲である「ニャースのパーティ」で登場。続いてバースデーサプライズとして寺田恵子(SHOW-YA)がケーキをもって現れると女子トークも炸裂。相川とユニットANNAを組んでいる中村あゆみや、杏子(BARBEE BOYS)ら先輩女性ロックシンガーたちの話題に触れ、自分の5年後、10年後も楽しみだと語る。続いて呼び込んだゲストは、次男のRio。ドラマーとしてこれまで幾度かのライブに出演しているがどんどん上達する彼と「Sweet Emotion」を親子でセッションで披露。一瞬、親としての笑顔をも垣間見せる。

そして最後のゲストはなんと宇崎竜童。大御所ロックミュージシャンの登場に相川も緊張を見せるがそんなことはどこ吹く風と、軽やかに会場を包み、さすがの風格を見せる宇崎。楽曲はもちろん「ロックンロールウィドウ」をセッション。優雅に歌う宇崎に負けぬようタイトさを増したバンドのプレイに、会場もさらに一体となった盛り上がりで応える。

「彼女と私の事情」「ACROSS」「BREAK OUT!」「恋心」と自身のレパートリーが続き最高のテンションでラストスパートへ。ラストは本当に予定がなかったダブルアンコールの声に「夢見る少女じゃいられない」を再度演奏し、ライブは終了した。

今年11月でデビュー25周年を迎える相川七瀬。もはやベテランとなったいまも、変わらない周囲への感謝といつまでも努力をしていかなければならないという謙虚さを強く感じた。そして何よりも彼女自身の人間的魅力に満ちた、これからを益々期待させるライブであった。

セットリスト

1.Lovin’ You
2.僕らのEndless Dream
3.オリビアを聴きながら
4.やさしさで溢れるように
5.夜明けのブレス
6.飾りじゃないのよ涙は〜DESIRE
7.難破船
8.グッバイマイラブ
9.あゝ無情
10.夢見る少女じゃいられない
En1.ニャースのパーティ
En2.Sweet Emotion
En3.ロックンロールウィドウ
En4.彼女と私の事情
En5.ACROSS
En6.BREAK OUT!
En7.恋心
En8.夢見る少女じゃいられない

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