GLAY・TAKURO「JAZZ JAPAN AWARD 2019」アルバム・オブ・ザ・イヤー ニュー・ジャズ部門を受賞、受賞記念演奏も披露
4年前より、ギタリストとしての自身の成長を目指しスタートさせたGLAYのギタリストTAKUROのソロプロジェクト「Journey without a map」。そんな彼が昨年2019年にリリースした2ndソロインストアルバム「Journey without a map Ⅱ」が、この度「JAZZ JAPAN AWARD 2019」アルバム・オブ・ザ・イヤー ニュー・ジャズ部門を受賞。2月15日 神奈川・横浜にて行われた授賞式に出席し、受賞記念演奏を行った。
授賞式では自身をジャズの世界に、そしてソロインストの世界に導いてくれたドラマーのToshi Nagai、そしてB’zのTak Matsumotoに心から感謝の言葉を述べた。Toshi Nagaiはデビュー当時から今もなお、GLAYのサポートドラマーを務めている。彼の誘いからジャズバーなどで演奏することが増え、この経験がギタリストとしての未来像に大きく影響を与えたとTAKUROは語る。
そして盟友であり、ソロプロジェクトのプロデューサーも務める、日本を代表するギタリストTak Matsumoto。TAKUROが常にギタリストとしての姿勢を勉強させられ、師とも仰いでいる彼から、ソロへの誘いをもらった事により、この「Journey without a map」は始まった。
2人の恩師に感謝を述べ、受賞記念演奏がスタート。TAKUROの背には先ほど感謝を述べ、常にGLAY・ソロライブで共にしているToshi Nagaiがいる。静かなジャムから始まり、一曲目は「TM St.2am」でスタートした。
心地よいミドルテンポで会場をくすぐりながら、2曲目には力強いトランペットが印象的な「SOUL FRIENDLY」。骨太なギターとトランペットが軸を作り、会場全体を音が突き抜けていった。
最後のナンバーの前にTAKUROから、「先ほど授賞式にも出演。ニュースタートなった米澤美玖!」と声をかけ、彼女のサックスを交えながら「Swingin’ Tokyo 2020」を披露した。
アップテンポで華やかなナンバーがTAKUROの受賞、そして日本に世界中から人が来るであろう2020年に、デビュー25周年の活動として10年ぶりのベストアルバムリリースや15年ぶりとなるドームツアーを行うなど、精力的に活動するGLAYへのファンファーレのようであった。GLAYの数々の名曲を生んだメインコンポーザーであり、ギタリストのTAKURO。この受賞を経て次はどんな名曲をGLAYで聞かせてくれるのか今から楽しみだ。
なおGLAYで双璧をなすギターのHISASHI、そしてVo.TERUが本日2月25日 22:00頃よりムラーノ島にあるヴェネツィアンガラスアーティストの土田康彦氏の工房より無観客ライブを行う事を発表した。ライブの模様はオフィシャルYouTubeチャンネルで配信される。