NCT 127、新曲「英雄; Kick It」MV再生回数爆伸びで900万回超え
多国籍ボーイズグループNCT 127(エヌシーティー イチニナナ)が、3月5日にThe 2ndアルバム「NCT #127 Neo Zone」のリード曲「英雄; Kick It」のミュージックビデオを公開した。このMVはYouTubeにて生放送形式(プレミア公開機能)にて公開され、公開時には全世界から約20万アクセスを記録した。
さらにはなんと、ミュージックビデオへの大反響をうけて、ハッシュタグ“#KickItWithNCT127”がTwitterのワールドトレンド1位を獲得。各国のYouTubeの「急上昇ランキング」に次々とランクインし、再生数はグループ史上最速スピードで増加中だ(3月6日15:00の時点で900万回に達している)。
「英雄; Kick It」はNCT 127の真骨頂ともいえる、ハードなヒップホップトラックだ。トラップをベースしたサウンドに、攻撃的なギターリフとハングリー精神満点な歌詞が印象的な曲となっている。
この曲がYouTubeで反響を呼んでいるのは、楽曲のクオリティに加え、ユニークなクリエイティブもまた話題のひとつとなったからである。楽曲・歌詞・ミュージックビデオの随所に、カンフー映画のカルチャーや、カンフー映画のヒーローであるブルース・リーをリスペクトしたポイントが散りばめられている。
映像では、チャイナタウンをイメージさせるカンフー映画の世界のようなセットのなかで、リーダーのテヨンやマークが華麗なヌンチャクさばきを披露。ダンスの振り付けには、戦う前のブルース・リーおなじみの鼻を掻く仕草や、カンフーモチーフのアクションが取り入れられた。
また、「Like I’m Bruce Lee(俺はまるでブルース・リー)」と歌詞の中にも度々登場したブルース・リーの名前は、「英雄; Kick It」の影響を受け韓国にてTwitterのトレンドワード入りを果たし、ミュージックビデオの大ヒットをさらに印象づけた。
K-POP発の世界的に活躍するアーティストとして、先日終了した日本アリーナツアーを含め世界10カ国27都市45公演を完走したNCT 127と、カンフー映画のアイコンとして世界で愛されるブルース・リー。同じアジア発のスターを楽曲の中で重ね合わせるセンスに、米Billboardや米MTVといった世界の各メディアも記事やコメントを発表。高い評価を受けた。
「英雄; Kick It」以外にも粒ぞろいの多彩な計13曲が楽しめる、NCT 127のThe 2ndアルバム「NCT #127 Neo Zone」は3月6日の日本時間18:00、全世界同時音楽配信をスタートした。彼らの活躍に注目だ。