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YOSHIKI、アメリカ食糧難パニックの沈静化支援で2万4,000ドルを寄付

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YOSHIKI
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3月18日(現地時間)、YOSHIKIが自身が運営する米国非営利公益法人501「YOSHIKI FOUNDATION AMERICA」を通じて、米ロサンゼルスの「St.Vincent Meals on Wheels」に対し、食料の購入費用として、8か所に3,000ドルずつ、総額2万4,000ドルの寄付を行った。

“Meals on Wheels”は、自宅で食事を用意できない高齢者などへ食事を届ける、連邦政府がサポートしているプログラム。YOSHIKIと「St.Vincent Meals on Wheels」の関わりは10年に及んでいる。

YOSHIKIが今回支援した地域は、Long Beach、Culver City、West Los Angeles、San Fernando Valley、Downtown、Orange County、Pasadena、Santa Monicaの8か所となる。

先日のアメリカ国家非常事態宣言を受け、州によって内容は異なるが、2日前よりロサンゼルスの飲食店ではテイクアウトとデリバリー以外の営業が禁止されている。スーパーマーケットに何時間も並んだにもかかわらず品不足で何も買えないなど、マスクやトイレットペーパーなど(日本でも起こっている現象)に限らず、肉や野菜も入手困難な状態となっている。また感染の危険性から、特に高齢者はこのような場所に行かないよう勧められている。

そのような事態を受けて、約20年間LAに拠点を置いているYOSHIKIは今回の寄付について、このようなコメントを寄せている。

「今こそがお互いを支え合うべき時では、ギブ アンド テイクのテイクではなくギブをする時だと思います。特に、現在のような危機的状況の影響を受けやすい人々への思いやりが必要です。外出が難しく、充分な食事ができない高齢者の方々の力に少しでもなれれば、そして、このLAに限らず皆さんにギブ アンド テイクの意味をもう一度認識していただれば、と思い寄付をさせていただきました。自分自身も、いつもに比べると食事の調達が困難な状況です。1日も早いこの事態の終息を願っています」

YOSHIKIは先週、被災から9年が経過した東日本大震災の復興の為に、日本赤十字社へ10万ドル(約1,000万円)を寄付。今年は他にも、オーストラリア森林火災の災害救助と復興支援を行っている豪赤十字と、熱帯雨林の保護活動を行っている米レインフォレスト・トラストの保全活動基金に対し、総額10万ドル(約1,000万円)の寄付を行った。

アメリカでの支援活動では、2017年にテキサス州のハリケーン・ハービーの被災者の為、グラミー賞を主催することで知られるレコーディング・アカデミーの慈善財団MusiCaresを通じて10万ドル(約1,000万円)、2019年には、マイアミ大学フロスト音楽校へ15万ドル(約1,600万円)、そして、レオナルド・ディカプリオが立ち上げたEarth Allianceによる「アマゾン熱帯雨林基金」へ10万ドル(約1,000万円)を寄付するなど、国内外を問わず多くの人道的支援を行っている。

現在、YOSHIKIはコロナウイルス(COVID-19)に関する情報を自身のSNSで積極的に共有している。3月11日には、iPS細胞の研究でノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥教授(京都大学iPS細胞研究所所長)と、COVID-19の脅威やその対応策について語り合い、その模様がニコニコチャンネル内「YOSHIKI CHANNEL」で配信された。

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