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ヨルシカ、アニメ映画『泣きたい私は猫をかぶる』書き下ろし主題歌「花に亡霊」MV解禁 初公開の本編シーンが多数登場

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「ペンギン・ハイウェイ」(2018)で第42回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞、ファンタジア国際映画祭 今敏賞(ベストアニメーション賞)を受賞し世界中に驚きを与え賞賛の声を浴びた新進気鋭のアニメーションスタジオ「スタジオコロリド」が贈る長編アニメーション映画第2弾『泣きたい私は猫をかぶる』が6月5日に公開となる。ヨルシカが初めて映画のために書き下ろした本作の主題歌「花に亡霊」のミュージックビデオが完成した。

本作で、ヨルシカは主題歌「花に亡霊」、挿入歌「夜行」を担当。映画の世界観を音楽で表現しており、笹木美代(ムゲ)の日之出へのまっすぐな想いをより一層引き立て、物語をより深くより鮮やかに紡いでいく。「花に亡霊」MVはこれまでヨルシカのMVを数度手掛けてきた「ぽぷりか氏」がディレクターを務め、映画本編のさまざまなシーンを使って構成しており、今回初公開となる場面が多数登場する。

「ムゲ(無限大謎人間)」というあだ名で呼ばれるちょっと変わった中学2年生の笹木美代(ムゲ)と、ムゲが思いを寄せるクラスメイトの日之出賢人を巡る物語が描かれる本作。このたび解禁となったMVは、ムゲと日之出の2人にフォーカスした内容になっている。

笑ったり驚いたりと豊かな表情を覗かせる元気いっぱいなムゲ。彼女とは対照的に、物憂げに夜空を見上げたり傘で顔を覆ったりと、感情がうかがい知れない日之出。そんな日之出に寄り添う白い猫「太郎」は、実はムゲが変身した姿!ムゲは不思議なお面の力で猫に変身し、大好きな日之出のもとに通う日々を送っていたのだった。ムゲは日之出を元気づけようと“あること”を企てるが、うまくいかなかったばかりか日之出に衝撃的な一言を浴びせられてしまう。たちまちムゲの表情は凍りつき、頬には涙が。傷ついたムゲは浮かない表情を見せ、猫の姿である場所に向かう…。果たしてムゲはどうなってしまうのか、そして2人を待ちうける運命とは。

MVでは、ムゲと日之出の手つなぎシーンや浴衣姿での“キスシーン”といった、2人の関係性が気になるシーンに加え、太陽に照らされる大木、「猫社」と書かれた鳥居など、物語の鍵を握るシーンの一部も公開され、本作への期待が高まる映像となっている。

ぽぷりか氏は、「映画本編とは違ったヨルシカのMVらしい空気感が出るようにという意図のもと編集しており、表現豊かなムゲの表情や仕草と、後ろ姿ばかりであまり表情の読めない日之出君が何を考えているのか、イメージしながら見ていただけると嬉しいです。」と映像の出来栄えに自信を覗かせる。

さらに、本MVについて映画でW主演を務める志田と花江からコメントが到着した。

志田未来コメント

自分に素直になれない気持ちや抑え込んでしまっている気持ちをゆっくりと解放してくれるようなヨルシカさんの美しい歌声と、儚くも抑揚のあるメロディーがとても素敵な曲だと思いました。私自身、学生時代のあの夏を思い出して甘酸っぱい気持ちになりました。ムゲの真っ直ぐなところや純粋さを意識してお芝居をしていたので、ヨルシカさんの曲がムゲの気持ちとマッチしていて、物語をさらに深く感じさせてくださると思いました。

花江夏樹コメント

泣き猫の雰囲気にとても合った音と切なくもすっと入ってくる歌声がとても素敵だと思いました。歌詞が作品とリンクしていて思わず涙がこぼれてしまいますね。ムゲが大人になっていく姿と段々力強くなっていく音が重なって惹き込まれてしまいました。「花に亡霊」は、泣き猫にぴったりな楽曲だと思います!

Direction by ぽぷりか

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