小西康陽のソロ・プロジェクトPIZZICATO ONE、2019年10月のワンマンを収録した初のライヴ盤が発売決定

小西康陽のソロ・プロジェクト、PIZZICATO ONEの初のライヴ・アルバムの発売が決定した。
90年代の音楽ムーヴメント「渋谷系」の中心的グループとして、日本はもとより海外のファッション・映画・音楽関係者から絶大な支持を得てワールドワイドに活動し、2001月に解散したピチカート・ファイヴ。そのリーダーであり、解散後は音楽プロデューサー/DJとして活躍する小西康陽のソロ・プロジェクト「PIZZICATO ONE」。
ピチカート・ファイヴ解散から10年目の2011年に発表した第1弾アルバム「11のとても悲しい歌」は、世界各国のヴォーカリストをフィーチャーした洋楽曲のカヴァー集で、日本のみならず海外20か国でもリリース。続く2015年発表の2ndアルバム「わたくしの二十世紀」では、ピチカート・ファイヴ時代からのオリジナル曲に新アレンジを施し、個性豊かな11人のヴォーカリストを迎えてセルフ・カヴァー。一夜限りの発売記念ライヴも話題となった。
そして、「わたくしの二十世紀」(2015年6月24日発売)からちょうど5年ぶりとなる、6月24日にニュー・アルバム「前夜 ピチカート・ワン・イン・パースン」をリリースすることが発表された。これは、2019年10月のビルボードライブ東京&大阪におけるワンマンライヴの模様を収録した初のライヴ・アルバム。ステージでは小西康陽はヴォーカルに専念し、「この編成でやるのはきっと最初で最後」と語ったベスト・メンバーを集めたコンボがバックアップしている。
いまだに高い評価を集めるピチカート・ファイヴ時代のレパートリーを中心に、1988年〜2018年の30年の間に発表したナンバーを作家自身の歌声で聴かせる、小西の長いキャリアにおいても初めての試みとなるシンガー・ソングライター色の濃い作品になっている。おなじみのナンバーが、作家ならではの解釈によりどのように生まれ変わっているのか、期待したい。
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