俳優、声優、落語家達が実在の文豪に扮し行う即興＆サスペンス演劇「エモ人狼オンライン」が開催

俳優、声優、落語家達が、実在の文豪に扮し、ドラマ性に特化して創られた新しい人狼ゲーム「エモ人狼オンライン」が4月末より開催されている。

本企画は、新型コロナウイルス感染拡大状況に伴い活動の場を失った表現者を集め、舞台演出家の三浦佑介が立ち上げ。「演劇の醍醐味である非日常空間をオンラインで創りだし、観ている人まで巻き込めるか？」という挑戦の中で創られたもので、三浦が主宰する「劇団あサルとピストル」プロデュースにより開催されている。

物語は「夏目漱石先生の誕生日パーティーで、夏目先生が殺された」というところから始まるサスペンス演劇。しかし全て即興で、その場で作られていくため、毎回ストーリーが変わり、オンラインならではのハプニングが笑いを誘う場面もあるという。観客はZoom（※今後変更の可能性もあり）を使い、観劇中もチャット機能を使い、観客同士がやりとりできる。

「エモ人狼オンライン」

「エモ人狼オンライン」

これまでに参加した見学者からは、「こんな時だからこそ非日常に引き込まれて癒された！次も絶対来ます！」「これが即興なんて信じられない！まるで映画を観たように、今は、放心状態」といった感想が寄せられているという。5月後半は、5月22日（金）、27日（水）、29日（金）それぞれ22:15から開催される（観覧無料／要予約）。