太鼓芸能集団「鼓童」が、2020年10月17日(土)に、鼓童創立メンバーで名誉団員の藤本容子と鼓童が取り組んだ初めての“唄”CDアルバム『佐渡もの語り~ゆめのうつつ~藤本容子×鼓童』を発売することが決定した。
藤本は、名誉団員に選定後も自らのプロデュースによる全国へのソロ活動や唄のワークショップ、さまざまなアーティストのCD 作品に参加するなど精力的に活動している。
本作品では、佐渡の各地で出会った人々、伝説、日常の暮らし、そして鼓童村の日々、その感動の中から生まれた容子の唄が、鼓童の演奏とともにおさめられており、スペシャルゲストに木村俊介(笛、三味線)、菊武粧子(箏)を迎え、全曲鼓童村にて収録。郷愁、躍動、そして笑いありの多様な世界が楽しめる内容になっている。
鼓童名誉団員・藤本容子コメント
藤本容子
「ゆめのうつつ」とは、そこはかとない、捉えどころの無いイメージから生まれてきたタイトルです。それを、あえて意味のある言葉にするなら「夢のような現実」とでも言えるでしょうか。あっという間の45 年。鼓童との響演。一つ一つの唄の誕生。そして、「夢」を「まさかの」という意味合いで捉えれば、今日のコロナの脅威もまた「ゆめのうつつ」。今、この時の、巡り合わせの必然を思います。鼓童の若き演奏者と、心を込めて作りましたこのCD が、多くの皆さまに届いて、少しでも日々の慰め、励ましとなりますように願い、祈ります。
鼓童団員/ミュージックディレクター・住吉佑太 コメント
容子さんの唄の力。それは「語る」力だと感じています。深く力強く、そして同時に、儚くも優しい。容子さんの唄の魅力が、世界中に広まっていきますように。そんな思いを込めて、一音一音を大切に紡ぎながら、楽曲をアレンジさせて頂きました。
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